未成年者のいたずら注文


携帯電話やスマートフォンの普及に伴って、未成年者のネット注文が増えています。本当に買いたいと思って注文されることもありますが、ゲーム感覚で単にポチッといたずら注文してしまう子供がいてトラブルになることがあります。

 

 

いたずら

 

 

自分の名前ではなく、親の名前で注文してくることがあり、運悪く親が商品を受け取ってしまって発覚、ということがあります。

 

もっとクレバーな子供は、親のクレジットカードを使って注文してきます。日時指定して、親のいない時間帯を選んで受取るなんていうのは当たり前です。ここまでくると、注文時にお店側ではどうしようもないです。

 

中には、親を困らせるために、わざと注文してくる子供がいて、お店としては、正直、迷惑な話です。

 

親にしてみれば、頼んでいない品を送ってきたお店側にまずクレームを上げるわけですが、調べてみると実は自分の子供が注文していたことが分かって、矛先を収めようにも散々クレームを言った後では体裁が悪くて、最後まで悪態をつくしかないような方もいます。

 

 

 

私のお店でも未成年者のいたずら注文が時々あります。

 

基本的な対応としては、商品は未使用で返してもらい、発送にかかった送料や手数料をお返しいただいています。

 

丁寧な親御さんは、自分の子供がしてしまったことに謝罪をして、時には子供さんにも謝罪を促し、連名で謝罪文を送られてくる方もいます。

 

こういった責任ある対応をされると、今回は仕方ないかなと多少納得もしますし、子供の将来を考えた時の安堵感があります。

 

 

 

しかし、逆のケースでは、全く謝罪はなく、未成年が勝手に注文したもので、返品するから金返せ!という態度の方もいます。

 

こういった方に対しては、穏便に済ませるより、きっちり警察に通報した方がいいのかなと思う時があるほどです。

 

実際、ネットショップの中には、悪戯注文に悩まされて、頻繁に被害にあるケースでは警察に通報しているところもあります。穏便に済ませたくないほど怒っているネットショップオーナーと無責任な親の攻防でもあります。

 

 

 

昨今のネットショップでは、返品を受付けないお店が多くあります。

 

そのため、返品できない商品を返すために「子供が勝手に注文した」という手口が使われることがあることを知っておく必要があるでしょう。

 

対策としては、開封されていたら返品は受付けない、価格の10~30%といった手数料を徴収することで、偽装返品に対応しているショップもあります。往復送料、返金にかかる手数料もお客さんに負担してもらいます。

 

余り高額な請求をすると正当性を失ってしまうので避けた方がいいでしょう。しかし、送料など実費を請求するだけでもそこそこの金額になるものですので、今後は注意していただくための反省材料になるかもしれません。

 

理不尽に思うこと、腑に落ちないとことはありますが、最低限、お店の評価を落とさず、大きな損失にならない形での解決を模索してください。

 

 

 

残念ながら、未成年者のいたずら注文を完全に防ぐ方法はなく、システム化された中では流れ作業のように注文を処理しているので、特別怪しい点を見つけるのも困難です。

 

なかなか未然に防ぐのは難しいので、親から連絡があった時点でどう対処されるかがキーポイントでしょう。

 

未成年のいたずら注文は支払い意志が希薄で、後払いや代引きでの注文が多いようですので、高額注文には特に注意してください。

 

 

 



公開:2010年4月28日 / 更新:2016年3月18日 / カテゴリ:ショップオーナーの本音