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輸入ショップには厳しいドル高の時代に突入?


2015年6月現在、ドル高が急激に進んでドル/円が125~126円くらいになっています。こうなってくると輸入ショップにとっては痛手です。

 

 

輸入 為替レート

 

 

単純に1ドル=80円と125円で比べると、卸単価8000円で仕入れられたものが12500円になり、4500円もの差があります。

 

2011年から2012年には、1ドル=80円の時代がありましたが、これだけ下がると何でも仕入れやすい環境でした。

 

2012年からは100円をしっかりキープする流れになってきていましたが、徐々に仕入れ環境が変わってくる様相でした。

 

2014年は110円以下をキープしていたものの、年末から一挙に上昇し始めあっという間に120円に達しました。

 

近い将来130円を越えてくると思うと、輸入品を扱うショップは戦々恐々としているでしょう。私もその一人です。

 

 

 

仕入れ価格が高騰するドル高

 

円高に慣れてしまうと仕入れ価格の上昇に憂鬱になるものでしょう。

 

私のお店はドル/円が150円に迫るような時代に開業しました。それから長い間円高が続いてくれたので、その間は仕入れ価格に関しては安心がありました。

 

しかし、ドル/円相場が80~90円の時代に慣れてしまうと100円を越えてくるだけで厳しいなあと思わずにいられません。

 

1ドルが80円から100円に上がるだけで、単純計算で25%も仕入れ価格が上がります。80万円で変えていたものが100万円になります。

 

仕入れ総額が800万円だったものが1000万円となり、そこには200万円もの差が生じます。小型の自動車買えます><

 

仕入れが増せば、倍増ゲームでどんどん損失が増えていくようなものです。

 

輸入の場合は、輸入価格(円換算)が上がれば、輸入時に支払う関税も増えます。

 

しかも、負担増の分をそのまま価格に反映するのは難しいです。損失の多くは自分で被らないといけなくなるでしょう。

 

消費税がアップしたばかりで、ここからまた価格を上げたらどうなるのかと思うと困ったものです。

 

120~130円を越えてくるとものすごいコスト高で、輸入するのが本当に嫌になってきます^^;

 

 

 

為替のリスク管理が必要

 

輸入ビジネスを展開していて、ある程度まとまった輸入をするようになった際には、為替のリスク管理が必要になってくると思います。

 

為替のリスク管理には色々ありますが、仕入れの資金に関して、円高のときに余裕資金を米ドルなど取引先に支払う外貨に替えておく方法があります。

 

金額が大きくなれば取引先の国に銀行口座を持って、ある程度の資金をプールしておくという選択があります。

 

アメリカから仕入れている会社では、アメリカに銀行口座を開いて資金管理をしているところも多いでしょう。

 

中小のお店では、アメリカに口座を開くのは、言葉の問題や会計の手間など以外に面倒です。

 

また、海外の銀行に振込(送金)するのは、国内の振込みとは違って数千円の手数料がかかるので、金額が少ないと為替云々の前にそれだけで結構な出費になってしまいます。

 

そこで、手軽に外貨を用意する方法の一つとして、海外専用プリペイドカードを利用する方法があります。

 

 

 

海外専用プリペイドカードの活用

 

海外専用プリペイドカードは、海外旅行や海外出張などで使われるカードで、予め専用口座に入金しておくことで、その金額分をクレジットカードで支払ったり、ATMで現金を引き出すこともできます。

 

キャッシュパスポートマネパカードといった海外専用プリペイドカードは、マルチカレンシーに対応しているため、あらかじめ両替した通貨をチャージしておくことができます。

 

たとえば、キャッシュパスポートは、米ドル、カナダドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、日本円の7つの通貨が1枚のカードで利用可能です。

 

通貨別に専用口座が設けられているので、その口座に日本円で振込むことで外貨をチャージすることができます。

 

この方法ですと、為替レートが良いときに米ドル等の外貨に両替してチャージしておくことができきます。

 

海外出張や買付に出かける際には、その日の為替レートを気にすることなく、現地のATMから現金を引き出して支払うことができます(またはこのカードをクレジットカードとして支払うことも可能)。

 

 

 

いつ両替するかは判断が難しい

 

ドル高が続いている状況で、どこで円からドルに両替するかは判断が難しいところでしょう。

 

実際、DMM FXなどで為替取引をしていても利益を出すのはとても難しいです。

 

大きく下がるところを狙うのは難しいので、最初はニュースでドル円が下がったといった話題が出たら無理のない範囲で少しずつ買ってみる(両替する)ということを繰り返す方法がよいかもしれません。

 

輸入商売では為替は避けて通れないので、書籍などで少しずつ学んでみてはいかがでしょうか。

 

為替相場がどうであれ、仕入れは待ってくれないので、お店の商品が品切れにならないように買い付けをしないわけにはいかないと思います。

 

円安・ドル高のようなときは、輸入ショップは我慢のしどころでしょう。

 

 

 

外貨購入や取引に関するサイト

 

キャッシュパスポート :米ドル、カナダドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、日本円の7つの通貨をチャージすることができるプリペードカード。海外で使えるキャッシュカードとクレジットカードの機能を持つ。

 

マネパカード :米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドルの5通貨をチャージすることができるプリペードカード。海外で使えるキャッシュカードとクレジットカードの機能を持つ。

 

DMM FX:初心者向けのFX(外国為替)取引会社。スマホからでも取引可能で、いつでも簡単に為替レートがチェックできる。口座開設&維持手数料は無料。

 

 

 

 


公開:2015年6月8日 / 更新:2016年2月7日 / カテゴリ:ネットショップの仕入れ