安い中古パソコンをネットショップで使えるか

中古パソコン ネットショップのサプライ

中古パソコンやノートパソコンの市場が拡大していて、楽天市場でも中古パソコンを扱うお店がたくさん登場しています。

中古パソコン市場では、10万円以上していた高スペックのパソコンが、2万円~3万円程度で買うことができるので魅力があります。

一昔前は新品でもよく壊れていたパソコンですから、中古を買うことは考えもしませんでした。しかし、パソコンの性能や耐久性がアップしていることもあって、以前よりは安心して買えるようになってきていると思います。

ネットショップではパソコンを長時間使いますので、処理能力が低いものでは仕事が大変です。特に商品画像の編集をしたり、同時に複数のソフトやウェブ画面を操作する際には、処理が遅いとイライラしてしまいます。

とはいえ、処理能力がすぐれている新品は値段が高く、購入には躊躇してしまうものではないでしょうか。そんなときは、中古パソコンという選択肢も考えてみてもよいかもしれません。

メインの機種があるのなら、余り使わないバックアップ用に安い中古パソコンを活用する手もあるでしょう。

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2~3万円からでも高性能なパソコンが買える

中古パソコンの魅力は、2~3万円でも十分な機能をそろえた機種が買えることでしょう。事務処理用のPCであれば、性能を見極めて買えば、1万円程度の中古パソコンでも、ネットショップ運営に困らないパソコンが買えると思います。

2015年時、新品のパソコンで主流になっているCPUは、Core i3やCore i5になります。

パソコンメーカーで有名なDELLのオンラインショップで、Core i3搭載の新品を買うと最低でも5万円前後からスタートする価格帯になると思います。

それが中古パソコンですと年式は別として半額くらいで買えるわけですから、お得に感じるわけです(正確には、同じCore i3でも世代は異なります)。

年数が経って、生産性や技術が向上したりして、一昔前に10万円していたものが5万円で買えるようになるというのは、マーケット的にはよくあることでしょう。

2~3万円で価格的に手ごろだなと思う中古パソコンは、発売後5年以上経過したものが多いと思います。

2~3年落ちのものは数が少なくそれなりの価格がしますので、もう少しお金を出して新品を買った方がよい気がします。

5年前に10万円以上で売られていた高スペックのパソコンが中古で2~3万円前後として、5万円前後で売られている低スペックの新品パソコンとどちらを選びますか?という選択は、色々考えてしまうと悩ましいかもしれません。

新品でCeleronを買うより中古のCore iシリーズ

新品でCPUがCeleron搭載の機種を買うより、処理能力の高いcore iシリーズ搭載の中古機種の方が仕事に役立つかもしれません。

いくら新品で買っても、処理能力が遅いと仕事にならずイライラしてしまいます。

以前、バックアップ兼サブならそれほど気にならないと思って、価格が安いCeleron搭載の機種を買ったことがありますが、安いとはいえ最新の機種のはずなのに仕事では全然使えないレベルでした。

それならば、中古とはいえ処理能力が高く仕事の効率化が図れる機種の方がよかったかもと思いました。もちろん、故障する確率や耐久性などを考えると一概に中古機種がいいとは断言できませんが・・・。

極端な話、性能の低い新品のパソコンを買うことを考えたら、故障時のバックアップも考えて、スペックの高い中古パソコンを2台買う方法もあります。

機種にもよりますが、1~2万円台の中古パソコンであれば、新品を買うことを考えれば2台くらいは買えてしまうでしょう。

ネットショップを運営する上で、パソコンが1台だけでは不安があります。

万が一、1台しかないパソコンが故障してしまうと業務が滞ってしまいお客さんにも迷惑を掛けてしまうでしょう。詳しくは、ネットショップ運営にはパソコン2台を準備を参考にしてください。

処理能力が低いパソコンを使っているのであれば、それをバックアップ用にして、処理能力の高い中古パソコンを購入するという方法もあると思います。

中古パソコンの多くは会社で使われていたもの?

機種にもよりますが、たくさん入荷されていて価格的に安いタイプは、リースや企業などで大量に使われていたものが多いようです。

たくさんあるので、価格的にもお手ごろです。買った当時はそれなりのスペックで、小さなネットショップで事務的に使うには十分なものであると思います。

企業で業務を処理するために使われていたようなパソコンに関しては、会社のサーバーに接続して使うなどの仕様のため、ハードディスクの容量が少なくデータがたくさん保存できなかったり、メモリーも最小限なことがあります。

それでも、個人や小さなネットショップで使うには十分でしょう。もっと快適に使いたい場合は、後からメモリーを増やすなどしてもよいと思います。

私が購入したことがある中古のノートパソコンは、コンディションは非常に良いものでしたが、閉じた状態のトップ(ディスプレイの裏側)に複数のシールが貼られた跡がありました。

会社で使っている時、部署やID、注意事項などが印刷されたシールが貼られていたのだろうと思います。形跡から推察するとかなり粘着力のあるシールが使われていたと思います。

シールは綺麗に取られてはいましたが、年数が経っていることもあってシールが貼ってあった部分とそうでないところの色違いが少し出ていました。

事務所で使う分には見えない部分ですので気になりませんが、外に持ち出すとしたら見た目はちょっと気になるところかもしれません。

中古パソコンの寿命は新品の半分?

パソコンはメーカーによって、故障する率が高いところがありますし、どこかで当たり外れが生じることがあります。でも、機種とメーカーを選べばそれほど壊れなくなってきていると思います。

店頭販売されている個人向けのパソコンを3台ほど買いましたが、余計なソフトや機能ががたくさん入っている上に、仕事で長時間使うことに耐えられなくて故障しやすいと感じました。

逆にネットでダイレクト販売されている業務系のパソコンは、シンプルで余計な機能等が入っていなくて、耐久性もよく、長持ちする印象があります。

私のお店では、直販系のEPSONとDELLを使っています。私が使っている範囲では、購入してから5年くらいでも壊れることなく使えています。

安い中古パソコンの多くが製造から5年前後、またはそれ以上経過していることを考えると、実際に買って使える期間は、新品の半分くらいかもしれないと考えておいた方が無難ではないでしょうか。

ノートパソコンは当たり外れが大きい?

デスクトップのパソコンに比べて、ノートパソコンは当たり外れが大きいかもしれません。

普通のパソコンは、温度管理された室内で一定の場所に置かれて使われることがほとんどでしょう。

ノートパソコンはどうかと考えると、持ち歩きできることからヘビーな環境で使われてきた可能性があります。大事に使われていたものもあるでしょうし、何度も落としてしまっているものもあるかもしれません。

持ち歩くことが出来るノートパソコンはそれなりに頑丈に作られてはいますが、デリケートなパーツも多く、経年により故障が出やすくなることは否めません。

企業で使われていた場合は、デスクトップパソコンだとスペースを取るので、特に持ち歩くわけではないけどノートパソコンを導入しているところも多いです。そうであれば、落として壊してしまう可能性は低くコンディションはよい可能性があります。

どのように使われてきたかは想像の域を出ないので、価格、お得感、保証などを考慮して、どこまで許容できるかは個人の判断によるところでしょう。

ノートパソコンはバッテリを別途買うつもりでいた方がよい

中古のノートパソコンは、製造から数年経過しているため、内臓バッテリはかなり劣化していると考えた方がよいでしょう。

アダプターに繋いで自宅やお店で使う分には問題ありませんが、外に持ち歩きたい場合は、新しいバッテリーが必要になる可能性が高いです。

もし、内臓バッテリーの交換が必要なくて長いこと使えたとしたら、それはかなりラッキーだと思います。中古パソコンには保証が付いていますが、バッテリは除外されているケースが多いです。

2万円でノートパソコンが買えると喜んでいたところ、後からバッテリーの交換が必要と分かって、1万円以上かかるとなると、印象が大分変わってくるのではないでしょうか。

バッテリー交換も含めて合計で3万円前後かかるとすると、もう少し出せば新品が買えますし、新品で買えばバッテリーの交換は当分心配しなくてもよいです。

年数の経過したノートパソコンのバッテリを探すのは大変なことがあります。メーカーの方ではすでに製造していなかったり、お店で在庫があっても製造終了によるレアなものとして高額になることがあります。

純正以外の互換品で多少安く販売されているケースもありますが、マイナーなタイプですとそれがない可能性が高いです。あとは、手元にあるバッテリをリフレッシュする方法(機種にもよりますが1万円前後)などを検討する必要が出てくるでしょう。

保障期間を確認しましょう

中古パソコンの保証期間は1ヶ月~1年間とお店によって様々です。

最近は1年くらいの保証をつけるお店が増えていますが、安いお店では保証は1ヶ月程度のところも結構あります。

中古でも新品でもいつ問題が発生するかわかりませんから、保証は長いに越したことはありません。

中古パソコンを買う前には、まず、保証期間をチェックした方がよいでしょう。いくら安くても保証が不十分だと中古パソコンは不安です。

保証期間は、最低でも3ヶ月はあった方がよいと思います(できれば1年間位あるものがおすすめ)。保証期間が十分にないお店は、売りっぱなしの可能性があります。

また、保証内容も確認してください。メモリーやHDDなど肝心なパーツが保証されるのかを確認をしてください。

新品を買っても壊れるときは壊れるので、保証がしっかりしたものを買うこと、1台が壊れても別の機種で運用できるように準備をしておくことが大切だと思います。

Windows 7のサポート終了は2020年1月14日

2019年現在、多くのお店で使っているであろうWindows7のサポートが、2020年1月14日に終了します。

サポートにはセキュリティ更新プログラムが含まれており、これが更新されないことで使用しているパソコンのセキュリティが低くなります。

顧客情報が漏洩してしまったり、ある日突然、パソコンが使えなくなるようなリスクが生じる可能性があります。

とりあえず、Windows10への移行は必須となっていますが、複数台のパソコンで運営しているショップでは、急に新品のパソコンを切替えるのは負担が大きいかもしれません。

負担軽減を考慮して、メインのPCは新品にして、サブやバックアップ用に中古パソコンを検討してみるのもありではないかと思います。

中古パソコンショップ・リサイク関連のリンク

パソコンショップ@フェローズ:中古パソコン販売。1年間の動作保証あり。修理の際に無料の代替機貸出サービスがある。

デジタルドラゴン:中古パソコン販売。メモリー、HDD、ACアダプターの無期限保証がある(交換は1年に1回まで)。

リネットジャパン :環境省認定の小型家電の宅配便回収会社。ノートPC/デスクトップ/ディスプレイといったパソコン関連品と小型家電を回収する。ホームページより依頼すれば宅配会社が引き取りに来てくれる。

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