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2店舗以上の運営で危機対策をしよう


お店が軌道に乗り始めたら複数出店を考えようのページでは、複数のお店を出店して成功していく方法について書きました。

 

複数店舗の利点は、幅広い層のお客さんにリーチが出来るだけではなく、1店舗が何らかの問題を抱えたとき、他のお店でカバーできるという危機対策になります。

 

 

ショップ

 

 

分かりやすいケースとして、以前、楽天の優勝セールで不正をしたショップを例に上げます。

 

このショップは不正の疑いがあるということで、楽天市場では販売が出来なくなって一時閉店となりました。

 

このとき、このショップを運営していた会社はヤフーショッピングにも同じ形態で出店していましたが、普通に商売をしていました。

 

道義的な観点からいえばよい例ではありませんが、複数店舗を持つということは、あるサイトで問題を抱えても、別のサイトで商売が続けられるということです。

 

風評被害や悪質なレビューなどで、自分たちに非が無いのに閉店を余儀なくされる場合もあるかもしれません。

 

一つのショップしかなくて、そこで商売が出来なくなったら収入が絶たれます。

 

 

 

私も苦い体験があって、1店舗で十分儲かっていたので無理に他に出店しませんでした。

 

2~3店舗もお店を運営するとなると、仕事の忙しさが半端ありません。

 

人を雇えば店舗を増やしていくのは難しくありませんが、人を雇ってまで事業を広げたいタイプではないので、一人で運営できる規模が気に入っていました。

 

便利な運営システムを導入したり、ウェブ製作を一部外注したり、一番手間のかかる商品の発送を外部委託すれば、一人でも2店舗分くらいの収益は出せます。

 

人を雇うと成果に関わらず時給ですが、外注の場合は成果報酬です。「これをやったらいくら」という分かりやすい仕事依頼で、小規模ショップには効率がいいと思っていました。

 

 

 

 

しかし、ある時期から、この1つしかないネットショップから注文が入らなくなりました。

 

原因は、お店で扱っている商品をグーグルなどで検索したときに上位表示されなくなったためです。

 

私のお店では、商品名で検索すると上位3番目以内に掲載されてきました。10年以上続いていたので、まったく疑いを持っていませんでした。

 

いわゆるSEOには優れたネットショップと自負していたわけですが、グーグルの検索アルゴリズムの変更で検索結果が優位に表示されなくなったのです。

 

結果、多くのお客さんに私のお店を見つけてもらえなくなりました。

 

表通りにいたお店が、いきなり裏通りに強制退去させられたようでした。

 

 

 

SEO対策には比較的時間がかかりますし、他にも集客方法はありましたがコスト高で手間もかかったため、二の足を踏んでいるうちに売上げが急激に下がり資金ショートになりました。

 

集客さえあれば儲かるのに、それが途絶えると急に苦しくなってしまうのです。自転車で急な坂を上っているようなものでしょうか。全然、進みませでした。

 

在庫を抱えて収入は少なくなって、もうパニック・・・というより、なすすべが無く、一時期は諦めモードでした。

 

 

 

この反省から、1店舗だけに頼らない運営に切り替えました。

 

1店舗集中の方が、実のところ儲けやすいです。気持ちも集中しやすいです。

 

当然ですが、一店舗でまだ十分な収益が得られていない場合は、まずはそちら一本に集中すべきです。

 

 

 

1店舗うまくいき始めたら、そこからは様々な選択肢があります。

 

どれを選ぶのかは、ネットショップオーナーさんの思うところによります。

 

本店(1店舗目)をさらに充実させて、他に負けない充実したサイトにしていくという選択がある一方、販路を広げる&危機対策にもなると考えれば、2店舗目、3店舗目と広げていく選択肢もあります。

 

 

 

季節に大きく影響されるショップの場合は、セール・シーズンの異なるお店を作る方法もあります。

 

私の知人は、クリスマスに年間セールの80%近くを売り上げていました。

 

よい意味では半年以上遊んでいても十分利益がでるお店なのですが、年末2~3ヶ月の売上げが年間売上のほとんどというのは結構なプレッシャーです。

 

年末に売れなければ、来年の運転資金はないかもしれません。

 

そこで、シーズンに左右されない商品を扱う別のお店をオープンしました。

 

 

 

今は、複数店舗を管理できるツールやソフトが出ているので、そういったものを使えば以前ほど大変ではなくなってきていると思います。

 

一番大変なのは出荷作業だと思いますので、忙しくなったら代行発送(倉庫などに預けてそこから発送してもらう)を考えた方がよいでしょう。

 

 

 

一つ気をつけたい点は、複数ショップの運営になってもそれぞれのショップで手抜きが生じないようにすることです。

 

一人で複数店舗を運営すると、忙しすぎて力が分散しすぎることがあります。

 

力の分散とは、一つのネットショップであれば、そこに集中して他に負けないような充実したコンテンツが作れるのに、複数店舗運営になった途端、どれも平均以下のつまらないショップになってしまうようなことがあります。

 

それでは、一つ一つのネットショップの魅力がなくなってしまって、結局は一店舗で運営していた方がずっと儲かるということになります。

 

それぞれのお店に時間が避けないときには、メインのお店は最重要に扱って、そこからサブのお店を徐々に盛り上げていくようにした方がよいかもしれません。

 

 

メインのネットショップがダメージを受けたとき、それを回復するには時間がかかります。

 

修復には時間がかかるから、新しいお店を始めようと思っても、その時点からでは時間が無く、資金も足りないかもしれません。

 

八方塞にならないように、オプションは予め用意しておいた方がよいと思います。

 

 

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公開:2014年10月1日 / 更新:2016年2月6日 / カテゴリ:ネットショップ作成&運営