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私ならもっと安く売れる・・・とは限らない


値段に敏感な方は、「この商品ならもっと安く売れる!」と安易に開店される方がいるようですが、儲かると思ったのに逆に負債を抱えてしまうことも珍しくありません。

 

 

安売り

 

 

一般消費者の視点から見れば、卸価格と販売価格には、かなり差がある商材は結構あります。

 

しかし、実際に運営してみると、商品の仕入れ以外に、店舗の家賃、光熱費、通信費、スタッフや自分に支払う給料、輸送費、ウェブ運営費、不良品費、税金などたくさんの経費がかかります。

 

 

仕入れ価格以外の費用を十分考慮できないと早々資金繰りに困ることになると思います。

 

 

海外で買うと安いのに、日本では結構高いといった商品を選んで販売する方もいると思います。

 

自分なら日本でもっと安く売れるだろうと実際に仕入れてみたのに、キズモノ、規格外、汚れなど日本では販売できない商品がたくさん出荷されてくることがあります。

 

海外へ返品しようと思っても、海外ではそれが普通の商品状態で、クレームを受けてくれなかったり、返品するには自費で返送しなければならないようなケースもあります。

 

結局、経費ばかりかかってしまって、安売りしているため余裕資金もないため、ちょっとしたトラブルであっという間に資金難に陥ってしまいます。

 

こういったトラブルを避けるため、現地の工場と特別な契約をして日本の規格にあうように、「それなりの料金」を支払って商品を作ってもらっている会社もあります。

 

日本で売られるときは、様々な経費がかかっていますので、海外価格とは違う、国内向けの値段になることもあるのです。

 

 

 

単に安く売ろうと思っていたものの、安易にはじめたら、結局は、他のお店より値段を高くしないと利益が出ないということもあるでしょう。

 

とはいっても、安売り目的で始めたお店で、他店よりも高い値段で売って生き残っていけるでしょうか。

 

自分のお給料がほとんど出ない方は、便利屋さんになってしまって、商品をただ右から左へ動かしているだけです。

 

実はネットショップで成功を収めていると雑誌等に取り上げられているような繁盛店でも、売上高だけが一人歩きして、利益は極小というところはたくさんあると言われています。

 

単に自分の利益を減らして、価格を安くする程度では長く続けるのは難しいかもしれません。

 

たとえ個人事業でも、ビジネスという以上、どんぶり勘定や対価のない仕事での安易な販売戦略は怪我の元になってしまうと思います。

 

 

 

アイディアを絞って流通コストを下げるなどして、安売りをしても利益を十分に確保しながらやっていけるのであればいいですが、自分の収入を削って運営して行くことは、はじめから無理をしてしまっている状態ですから大変です。

 

そこまで安売りにこだわるよりは、もう少し市場調査をして価格競争が激しくない商品、それほど安売りにこだわらなくても良い商品を探す方に力を注いだ方がいいかもしれません。

 

安売りはそれなりの資本が必要になるので、どうしても個人で始めるには厳しい一面があると思います。

 

 

 



公開:2010年6月4日 / 更新:2016年5月14日 / カテゴリ:安売りってどう?