2014年も拡大を続けるネットショップ

昨年(2013年)のクリスマスに、アメリカでは宅配大手FedexとUPSでクリスマスに指定された荷物を予定伊通りに配送できないトラブルが多発しました。

これは、インターネット販売が増大して宅配が間に合わなくなったことが大きな原因だそうです。

つまり、宅配がパニックになるくらいネット通販が拡大しているということなんです。

アメリカではクリスマスシーズンの注文が増える傾向があるので、こういった事態が発生してしまうのは仕方ないという意見がありますが、アメリカのメディアによると昨年の同時期よりも注文が40%近く増加していたそうです。

ネット通販はもう飽和状態で、これ以上伸びないようなことを言っている専門家がいるくらいなんですが、全然、まだ成長しています。

アメリカでの様相を見ると日本でもネット通販が引き続き拡大するだろうと思わずにはいられません。

 

少し前までは、ネットでモノを買うにはパソコンが必要でした。それが多少不便ながら携帯電話(ガラケー)でも注文できるようになって、今ではiPhoneをはじめスマートフォンで簡単に注文できるようになっています。

私のお店でも、半数くらいはスマートフォン経由の注文になってきています。時には注文の半数以上がスマートフォン経由の月もあるくらいで、それだけ簡単にネット注文ができる環境が整って、世の中、便利になってきているわけです。

2014年は、無料化されたYahoo!ショッピングがどうマーケットを変えていくのか期待している人も多いでしょうし、LINEやZOZOMARKETなど新しいマーケットプレイスが増加することも期待されます。

もちろん、大手の楽天やアマゾンも進化を続けるでしょう。Facebookなどソーシャルネットワークのビジネス活用がさらに増えていくこともあるでしょう。

ネットショップはもう飽和状態で参入するのは遅いとここ2~3年いわれることがありますが、それも間違いではありません。以前より、ネットで売ることは複雑で難しくなっていることは確かです。

ネットショッピングでは、楽天ショップやアマゾンが大勢を占め、そこにグーグル検索では大手サイトが上位表示される傾向にもなってきています。

そうなると新規参入の中小ショップには厳しい環境になってきているといわざるを得ないです。

 

しかし、ネットショップが増えても、ネットで注文するお客さんも増加しています。

パソコンの注文がスマホに取って代わり、タブレットなどの端末で今まで以上に簡単に注文できるようにもなってきていることも敷居を低くしていると思います。

これまでの進化を見れば、新しい端末やアプリなどが登場して、もっと簡単にネットショップが利用できる環境が整ってくるかもしれません。

ネット創成期のように、小さいネットショップが急激に拡大して大きな会社になる流れは減ってきていますが、それでも十分に稼げるネットショップはどんどん増える傾向にあって、新規参入ショップにとって先が暗い話ばかりではありません。

 

ネットでの販売は、毎年右肩上がりのニュースばかりでいつまで続くのだろうと思いますが、こういった流れがある以上、その流れに乗って行きたいです。

これからネットショップやネットビジネスを始めたいと思っている、今年こそは売り上げを大きく伸ばしたいと思っている、というのであれば、まだまだネットにはチャンスがあると思いますので色々なアプローチでマーケットに切り込んでいってください。

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