主婦がブログで稼いで脱税、追徴課税は約3600万円!

ブログで稼いでいた主婦が、約8300万円の収入があったのに無申告で約3600万円を追徴課税されたというニュースがありました。

株やFXでもそうですが、主婦が自宅で大金を稼いで無申告で摘発というニュースが結構ありますね。

 

ITmedia ニュース2013.01.18より抜粋~

 大阪国税局が近畿2府4県で実施した所得税の税務調査で、インターネットを利用した商取引のうち、所得をまったく申告しない無申告が全体の4分の1以上を占める高水準で常態化していることが7日、大阪国税局への取材で分かった。

 直接的な現金の授受がなく、ネットを利用する気軽さから、中には「ばれないと思った」と意図的に申告しない悪質なケースもある。直近の調査で、申告漏れと合わせた総額は年約61億円に達しており、同局は専門の調査チームを中心に監視を強めている。

 (中略)

 大阪府内の主婦の場合、自身のブログに衣料品や化粧品などの広告を掲載し、約8300万円を得ていたが、「ばれなければいいと思った」と全く申告せず、約3600万円を追徴課税された。

 ~抜粋ここまで~

 

こういった話があると、罪の認識より、儲け話の方が注目されてしまって、ブログでそんなに儲かるんだ~なんて思ってしまいますね。

一応、税務申告をしなかったことは問題であるときっちり言っておかないといけないですけど。。。

 

ニュースねたとしては、「ブログで簡単に稼いだ」かのように伝えている面がありますが、実際には、複数のブログやホームページ等で稼いでいたかもしれません。

それから、一年でこれだけ儲けたのかは分かりませんが、数年分さかのぼって追徴課税されている可能性が高いと思うので、複数年の稼ぎだったかもしれません。そうだとしても、年収は旦那さんより稼いでいたかもしれませんね。

やり方によっては、ここまで稼げると思うと、主婦の方でも期待が膨らむものでしょう。

 

大阪国税局による当時の調査では、インターネットを利用した商取引で無申告と申告漏れと合わせた総額は約61億円/年にもなるそうです(氷山の一角でしょうけど)。

税務署ではネット取引の監視を強化しているそうですが、脱税は匿名での情報提供から見つかってしまうことが多々あるらしいですから、派手な生活をしているとすぐばれてしまうのかもしれませんね。

 

私は、事業を始めて3年目くらいに、税務署から呼び出されたことがあります。

当時は、ネットショップが流行り始めて、いくつかのショップに税務調査が入ったという話題が、ネットショップオーナー限定の掲示板やメールのやり取りで結構出回っていた頃でした。

知人宅の税務調査があって、タンスから押入れの中まで、本当に隅々まで調べられたそうで、そんな話を聞いた後でもあったので、本当に憂鬱な気分になったものです。

税務署から手紙が来て、「お伺いしたいことがありますので○月○日~△日の間に税務署へおいでください」といった内容でした。何を聞きたいのか、ということは一切書かれていなかったのが不気味でした。でも、税務署といえば、ひとつしかないですね。

呼び出しの当日まで、会計の不備について聞かれた際、どう弁明しようとそればかり考えていました。

今までの会計データをチェックして、あれがいけなかったのかな、この数字だと怪しいかな、いくら追徴課税がくるんだろう・・・と心配はマックスで仕事が手につきませんでした。

 

会計は高校~大学と学んできたのでそれなりに知識はあり、うまく節税&調整して会計処理していたつもりでした。でも、余計な知識が災いした事態のようでした。

呼び出しの当日、緊張して税務署に行くと、担当者が難しい顔をしながら、いくつか質問をされたのですが、確認や少し修正する程度で終わりました。

ほっとした反面、この程度なら電話で聞いてもいいし、書類を送って簡単に修正させればよくて、こんなことでいちいち税務署まで呼びつけなくてもいいじゃないかと思いました。

でも、ひょっとするとこれは警告?と思うところもあって、それが税務署からの警告なのか、天からのお告げなのか(笑)は分かりませんが、それから、しっかり会計処理をするようになりました。

 

個人で商売をすると、色々なものが経費として計上できます。会社勤めの人からしてみると、結構、羨ましい状況かもしれません。車にしても家にしても、事業で使う分は経費として認められます。

日本は税金が高いとは言われますが、法的に認められた色々な方法で節税が出来ますから、がんがん稼いでしっかり申告していきましょう。

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