クロネコメンバーになって送料を安くしよう

メール便割引 ネットショップの商品配送

ネットショップを運営している限り、送料は常に悩まさせられる問題かもしれません。 

宅配会社が指定する正規運賃(送料)で支払っていたのでは、ショップの運営はなかなか大変です。

かといって、大きな割引を得るにはそれなりに出荷数が必要で、すぐにはそこにはたどり着けません。

そこで、大手サービスに加盟させてもらうことで送料割引を得る方法があります。ただ、大手サービスに加盟する場合、別の有料サービスを使用しなければいけなかったり、月々の会費や手数料がかかるというように単純ではありません。

そこで、出荷数がそれほど多くない、個別の契約は面倒と思っているショップさんには、クロネコメンバー割引が役に立つことがあるのではないかと思います。

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クロネコメンバーで送料が安くなる

クロネコメンバー割引は、クロネコメンバーズ電子マネーカードで支払うことで10%~15%の送料割引が受けられるサービスです。

クロネコメンバー割引を利用するには、下記のようなステップになります。

1. クロネコメンバーに登録する

2. クロネコメンバーズ電子マネーカードを申込む

3. 3000円~を電子マネーカードにチャージする 

  ※2019年10月1日より最低チャージ金額が5000円から3000円に変更になりました。

4. 宅急便直営店・集荷サービスで送料の支払いに電子マネーカードを使う

 

クロネコメンバーズ電子マネーカードは、ヤマト運輸の電子マネーです。

宅急便のサイトからクロネコメンバーに登録した後、クロネコメンバーズ電子マネーカードを申込むと、電子マネーカードが送付されてきます。

この電子マネーカードを利用して送料を支払うと送料が割引になります。

事前にチャージが必要で、3000円以上のチャージでは10%割引、50,000円以上のチャージでは15%割引になります(送料を支払うときに割引されて電子マネーカードから引き落しされます)。

 

電子マネーカードで10%~15%割引

クロネコメンバー割引では、クロネコメンバーズ電子マネーカードで支払うことで10%~15%の送料割引が受けられます。

10%~15%割引は大したことないと思われるかもしれませんが、小さなネットショップでは宅配会社と送料値下げ交渉をしても5%下げてもらうだけでも大変なことがあります。

それを考えると無料の会員登録をして、電子マネーカードで支払うことで割引が得られるのはお得だと思います。

電子マネーにチャージするという前払い的な負担はありますが、いずれ払うものであれば小さな先行投資とも考えられるでしょう。

さらに、持込割引との併用が可能なので、宅急便の各支店へ荷物を持っていけば、荷物ごとに100円の割引もしてくれます。

クロネコメンバー割引は宅急便直営店と配達ドライバーによる集荷のときにも使えます。

今までは宅急便回数券という割引券がありましたが、26年8月で終了となりました。

回数券と比べると電子マネーカードはかなり使いやすいと思います。時代の流れを感じます。

 

関東と関西圏をターゲットに考える

ヤマト運輸は送料が高いから使い難いと考えているショップさんは多いと思います。

自分のお店で扱っている商品やその販売圏にもよりますが、多くのネットショップは関東と関西をターゲットにしていると思います。

関東・関西圏からの受注が圧倒的に多いので、そういったターゲットになる販売地域を想定して送料を考えてみてはどうでしょうか。

遠方のお客さんのことばかり考えてしまうと送料設定が難しくなり、宅配会社の選択を誤ってしまうかもしれません。

送料が安いことに越したことはありませんが、ターゲットにしている販売圏でその支店数やサービスは充実しているかを確認することも大切です。

可能であれば、全国のお客さんに同じようなサービスを提供したいですが、配達や送料では簡単にいかないのが現状です。

多くのネットショップでは地域を選択して、北海道と沖縄県は別料金とするような対応をしています。

 

送料が多少高くてもヤマト運輸を希望するお客さん

配送会社をヤマト運輸にします!?」のページで他の配送会社からヤマト運輸に切り替えるお店が増えていることを書きました。

宅配会社の選択を誤ってしまえば、商品が予定通りに届かない、配達員の態度が悪いなど、せっかくネットショップ側で丁寧に応対しても、最後の最後でお客さんが嫌な思いをされてしまうことが多々あります。

お客さんは配達員が悪いと思いつつも、こんな宅配会社を使っているお店側が悪いという評価になってしまうことがあります。

送料を安くしようとして、紛失事故を覚悟してメール便を使っていたり、ネット通販ではマイナーな宅配会社を使っているお店もあります。

ネットショップへのクレームの多くは配送に関すること」でご案内しましたが、送料で節約しているつもりが、クレーム処理などで逆にコストがかかっている場合が珍しくありません。

地域によって多少差はあるかと思いますが、現状、お客さんがネットショップに使って欲しい宅配会社の1番はヤマト運輸だと思います。

宅配会社の選択は、サービスや配達の正確さ、後々のクレームなども含めて総合的に考えてみてください。

クロネコメンバー割引が、お店の配送料負担の低減になれば、ヤマト運輸がもっと利用しやすくなると思います。

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