ネットショップのための検定試験があることをご存知ですか?
日本人は資格が大好き!ということで、ネットショップ検定 というものがあります。ネットショップ実務士という資格を得るための検定です。
EC業界やネットショップで現在働いている、または働きたい人の実務能力アップを図り、人材の育成、就職・独立起業支援を目的とした検定試験です。
Eコマース業界を代表する大手企業の「こんな人材が欲しい!」という発想から生まれた資格だそうで、就職や転職、キャリアアップに役立つ資格ということでは、他の商業系資格と似ているのかもしれませんがまだ歴史は浅いです。
この資格の協力企業には、Yahoo! JAPAN、DeNA、ヨドバシカメラ、H.I.S、Oisix、パソナなどがあります。
こちらのネットショップ検定に合格することは、ネットショップまたはEコマースの実務知識を得ることになるので、将来ネットショップ関連の仕事につきたいと思っている方にはチャレンジしてみるのもいいかと思います。
独立開業を考えている方は、全くゼロからネットショップを始めるというのも大変ですので、法的なこと実務的なことをこういった検定を通してしっかり学んでおくというのもよろしいかもしれません。
ネットショップというのは比較的新しい分野のため、企業では雇ってから教育するという形が多かったと思います。
今までは、ワードやエクセルが使える、メールができる方といった募集内容だったのが、こういった資格制度が導入されることで、より専門的でEコマースに精通した人を求めやすい環境になっていくと思います。
そういった意味でも、Eコマースの基本的なことは自分で勉強してきている(資格を持っている)立場になることは、就職や転職に有利に働くかもしれませんね。
一昔前は、ネットショップやEコマースというと何をやっているの?というように思っている方が多かった時代がありました。
でも、こういった資格が登場したことからも分かるように、インターネットやネットビジネスが私たちの生活に必要なものになり、それに精通しているか否かで就職の機会や選択肢も広がってくるという世界になってきたということでしょう。
実務士補資格取得は、ネットショップ入門セミナーに出ることで取得できます。
これは、ネットショップ実務士へ続く、ステップアップ的な補助資格ですが、未経験者や基礎を学びたいという方には第一歩として取り掛かりやすいものだと思います。
学生さんで、ネットショップ、Eコマース、流通などの分野で就職を目指すのであれば、在学中にネットショップ検定の資格を取る方も増えるかもしれませんね。
楽天仕事紹介のサイトではネットショップ経験者がたくさん求めれています。この資格に限らず、ネットショップ運営の知識と経験はこれからの厳しい就職状況において一歩リードできるものになってくると思います。