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ネットショップで使うプリンターのオススメ

プリンター ネットショップのサプライ

小さなネットショップで使うプリンターは、2台あると便利です。

おすすめとしては、一つはモノクロのレーザープリンター、もう一つはカラー・インクジェット・プリンター(複合機)という組み合わせです。

機種や性能にもよりますが、2~3万円くらいで購入できるものであれば、小さなネットショップで使うプリンターとしては十分だと思います。

下記でいくつか参考商品をご紹介しますが、執筆時に販売されている機種になります。最終的な選択については、最新のモデルやレビューなども参考にしてお選びいただけたら幸いです。

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小規模ネットショップににおすすめのプリンター

まず、モノクロのレーザープリンターですが、このタイプは印刷速度が速く、一枚あたりの印刷コストも割安です。そのため、受注伝票や納品書などの印刷に使うことに適していると思います。

インクジェット・プリンターも以前よりはずっと印刷が早くなっているので一概には言えなくなってきましたが、一般にレーザープリンターの方が早く印刷ができるので効率がいいと思います。

Brotherプリンター
ブラザー レーザープリンター A4モノクロ

 

もう一つタイプであるカラー・インクジェット・プリンターですが、こちらは複合機とも呼ばれ、モノクロからカラー印刷まで可能です。

キャノンプリンター

Canonインクジェットプリンター PIXUS TR703

ネットショップで使う際には、カラーの宅配伝票を印刷することがあります(宅配伝票の種類による)。その他、お店からのご案内をカラー印刷したり、年賀状なども印刷できます。

インクジェット・プリンターは、価格的にお手ごろなものが多くありますが、印刷速度が遅かったり、インクがすぐになくなってしまうため、たくさん印刷するとコスト高になります。

予算に余裕があれば、カラーのレーザープリンターは印刷速度が早いので、印刷枚数が多くなる時はこちらがおすすめです。

他のシリーズやメーカーと比べて、あまり安すぎるプリンターは、インクの消耗が早いだけでなく、交換用のインクやトナーといった消耗品が高く、一枚あたりの印刷コストも高くなることがあります。

同じメーカーのシリーズの中で、一番安いものは避けた方がよいと言われます。初期投資は安いですが、インクやトナーで儲けることを想定されているらしく、買った後にお金がかかります。

最初の安さだけにつられないで、エコに印刷できるタイプを選んだ方が、後々、消耗品に使うお金が少なくてすみます。また、グレードが高くなれば、ヘビーな使い方をしても故障の確率が下がると思います。

出荷作業で締め切り時間に間に合わせるため急いでいる中、プリンターのトラブルで納品書や配達伝票などが印刷できないときはかなりの焦ります。

極端に安いタイプは、趣味で使ったり年賀状の印刷に使う程度を想定されていることもあるそうなので、もう少し上のグレードの在宅ワークで使える程度の商品を選んだ方がよいかもしれません。

バックアップとしても使える2台目のプリンター

プリンターが2台あれば便利と書きましたが、一台が調子悪かったり壊れても、もう一台がバックアップで使えることがあります。

パソコンでも同様ですが、プリンターもいつ壊れるか分かりませんし、用紙が詰まったり、インク切れが生じたり、なぜかうまく印刷できないということがあります。

時間をかければ直せるけど、出荷作業している最中にプリンターが思うように機能しなくなるとプチパニックになります。そのため、2台あると余裕が持てると思います。

どれか一台といえば、まずはインクジェット・プリンターが一台あれば、なんでもできると思います。ただ、インクがすぐになくなってしまうと思うので、繰り返し買うのが段々苦痛になってくるかもしれません。

利用する宅配便の配達伝票が、カラー印刷の必要がなければ、印刷スピードが早いモノクロ・レーザープリンターの方が便利だと思います。

レーザープリンターの方が伝票がきれいに印刷されますし、一枚あたりのインク代も安くなります(トナー自体は価格が高いですが長持ちします)。

また、カセット給紙など用紙を補充するところが二箇所ないと印刷のたびにA4用紙(納品書や請求書用)と宅配伝票などの用紙を入れ替えなければなりませんので面倒です。

1台は納品書用に、もう1台は宅配伝票用と分けて使えると効率がよいです。

プリンターが無くても宅配支店で印刷可能

プリンターがなくても、宅急便の集荷サービスで配達伝票の印刷を依頼したり、ヤマト運輸直営店にある「ネコピット」で配達伝票を発行できるシステムなどもあります。

郵便局でも、局内に専用端末「ゆうプリタッチ」があって、ゆうパックやゆうパケットの伝票が印刷できます。

これであれば、家や事務所にプリンターがなくても困りません。でも、発送する数が増えたときには、店頭よりオフィスや自宅で印刷できた方が楽です。

メーカーの純正インクと互換インクについて

プリンターを安く買えたとしても、ランニングコストが結構高くなってくることがあります。メーカーではプリンター本体は安くして、消耗品で稼ごうというビジネススタイルになっているようです。

メーカーの純正インクは高額なので、互換インクが結構売れているようです。たとえば、キャノンのインクジェットプリンターに使われるインクの一つで比べてみると、純正インクと互換インクで2~3倍位の差があります。

一例として、Canon インクタンク純正BCI-321(BK/C/M/Y)+BCI-320の5色マルチパックは4,800円(参考価格)ですが、互換インクカートリッジは半額ほどからあります。

互換インクを使ってプリンター本体が故障したときは、通常、メーカー保証受けられず、修理も受付けてもらえないことがあります。

私のお店では、プリンター本体の保証期間は純正を使って、それ以降は互換性のあるインクを使っています。

保証期間が過ぎた後、高額なインクを購入し続けていると新品のプリンターが買えるような金額になってくるので、壊れたら買い替えるくらいの気持ちで互換インクを使っています。

一昔前は、互換インクのクオリティが低く、使うとプリターの調子が悪くなったり壊れることがありました。

近年は、クオリティが上がっていて、トナーやインクカートリッジを専門に作っている日本の会社(製造は中国など海外)を選ぶなどして購入すれば、以前ほど心配しなくても大丈夫かなと感じています。

プリンターが悲鳴を上げるほど発送しよう!

商品を発送する作業のあるネットショップでは、プリンターは必要なものですので、じっくり選んでください。

プリンターの性能によって、作業が遅れたり止まってしまうこともありますので、安易に安い商品を選ぶのではなく、トラブルの少なさや耐久性等も含めて選択することをおすすめします。

また、インクカートリッジ費用もばかになりませんので、プリンター本体だけではなく、消耗品もどういった物が必要でいくらかかるかというところまで調べておくと安心です。

注文がたくさん来て、プリンターから宅配伝票や納品書がどんどん印刷されてくる様子を見るのは、なかなか気分がいいものです。梱包は大変ですけど(笑)

プリンターが悲鳴をあげるほど活躍してくれると、ネットショップ運営はどんどん楽しくなると思います。

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