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ネットショップの浮き沈みに備える投資


どんな商売でも考えておかないといけないことは、常にうまくいくとは限らないので、そのときにどうするかということです。

 

 

投資

 

 

お店自体は順調だけど、取引先が資金難になって商品がなかなか入ってこなくなったり、自分または家族の体調が悪く仕事に集中できないといったことも想定されます。

 

ネットの特徴でいえば、Googleが検索アルゴリズムをちょっと変えるだけで、お店の集客に大きく影響して、お客さんが全然来てくれなくなるということもあります。

 

私はこういった検索アルゴリズムの変更で、売上げが100分の1になったお店がありましたので本当に死活問題です。

 

 

商売がうまくいかないとき、一番心配になるのが、ショップ運営費や生活費など足りないお金をどうするかということです。

 

儲かっているとそれがいつまでも続くと思ってしまい、つい新車を買ってしまう、海外旅行で無駄遣いをしてしまう、なんてことがあります。

 

ところが、自営業は会社勤めと違って、毎月決まったお給料がもらえるわけではありませんので、いざというときに備えておかないと後悔するかもしれません。

 

 

 

二度も窮地を救ってくれた投資 

 

私は今まで二度、投資で助けられました。ひどいときには1年近く、まともな収入がなかったことがあります。

 

それまではうまくいっていたのに、ある時、全く物事がうまくいかなくなりました。スポーツ選手でいえば、スランプみたいなものでしょう。

 

パソコンの前に来ても、全く手が動かないのです。何をやってもうまくいかないので、何をどう始めていいのか分からなくなりました。

 

 

 

収入が無くても、支出は絶対にあります。生活費をはじめ、家賃、年金、保険、税金、車検、次々と支払いはやってきます。これは誰もがご存知のことでしょう。

 

本来ならパニックです。

 

でも、心に多少余裕が持てたのが、投資で貯めたお金があって、暫くは収入がなくても大丈夫ということでした。

 

収入が無く追い込まれる気持ちの中で、少しでも頼れるものがあるというのは心強いものです。

 

もちろん、それだけに甘えてしまって何もしなければ、いつかはお金は無くなります。その恐怖はありました。

 

 

 

私の投資方法 

 

自営業者は、儲かったら収入が増えますが、儲からなければ収入がゼロという恐ろしい世界です。

 

そんなときに備えて、貯金や投資をしておくことをおすすめします。

 

ここでは、私のお金の貯め方や投資を少しご紹介します。といっても大したものではありません。

 

基本は、こつこつ貯金と積立投資です。

 

本業はネットビジネスなので、常はそちらに力を注ぎたいです。そこで、できるだけ手間のかからない方法を選んでいます。

 

 

 

貯金は小分けにする

 

貯金に関しては、非常時に供えて、半年から1年くらい収入が無くても生活できるくらいを用意しておきたいと思っています。

 

ケガや病気も考えられますので、実際にどうなるか分かりませんが、まずは半年くらい生活できる資金があれば安心感がもてるかもしれません。

 

最初は、毎月の利益から無理のない範囲で少しずつ蓄えるようにしていきます。 

 

私の場合、貯金があると安心してしまって、仕事に身が入らなくなってしまう傾向があります。

 

一つの口座にお金を集約してしまうと、大きな金額に見えてしまうので、これだけあれば当分大丈夫だから仕事サボろうとか、余計なものを買ってしまう誘惑に負けてしまいます。

 

そのため、貯金はいくつかの口座に分けています。

 

さらに口座の目的をきっちり決めて、この口座に貯まったお金は○○だけに使う、というように目的意識を高めるようにしていくと無駄遣いがなくなるように感じています。

 

 

 

積立型の投資信託を毎月買う

 

毎月、少しずつ買っているのが投資信託です。1000円から始められる投資信託積立プランで、無理なく買うことができます。

 

商売が儲かっているときは、複数の投資信託を選んだり、購入金額を上げるなどして調整していけば、気がついたときには結構な投資になっているでしょう。

 

どれを買うか決めてセットしておけば、あとは毎月自動的に銀行口座から引き落とされるので、知らない間に投資しているというのが良い点です。

 

 

自営業者は会社勤めの人より年金の備えが小さいので、将来に備えるつもりで小額で積み立ててみるとよいと思います。

 

来年には使おうとか、短期では考えない方がいいかもしれません。私はいざというときのため、そして、引退後に使うつもりでやっています。

 

これで大きく儲けようとは思っていませんし、投資信託は短期で儲けるのは難しい分類の投資だと思います。

 

 

投信は手数料が高いから止めた方がいいと言われることがありますが、そういう人に限って何も投資をしていない人が私の周りでは多いです。

 

手数料が気になるなら、インデックスファンド系から始めてみるといいかもしれません。

 

多くの証券会社では投資信託の様々なランキングを出していますので、それらを参考に少しずつ買ってみてはどうかと思います。

 

株のように大きな資本が必要ありませんし、気軽に始められると思います。1000円なら本を買うようなものです。勉強だと思って始めてみてもいいでしょう。

 

 

 

積立型の金を毎月買う

 

投資信託と同様で、毎月積立で金(ゴールド)を購入しています。1000円から始められるので、コツコツ買うことができます。

 

金の積立も、金額をセットすればあとは毎月自動で買い付けてくれます。

 

銀行から自動的に引き落とされるので、無理の無い金額であれば買っていることを忘れてしまうほどです。そして、ある日確認すると金が増えているという感じです。

 

大手では、 田中貴金属三菱マテリアル(ゴールドパーク)で積み立てができます。私もこの二社を利用しています。

 

有事の金といわれるように、経済的な危機が起こったときに強いのが金と言われています。

 

実際、株価が落ちたときには、金の値段が上がるということがあります。

 

現金が必要になったときに、株や投信の価値が下がっているときに売って現金化すると損をしてしまうことがあります。そんなときに金積立てがあると、逆に値段が上がっているので、とても助かったことがあります。

 

すべてを一箇所に投資してしまうと危険なので、分散という意味でも金はあった方がいいと思います。

 

 

 

FX(外国為替証拠金取引)

 

FXは米ドルやユーロといった外貨を売ったり買ったりという投資です。

 

レバレッジによって10万円の保証金で100万円以上の米ドル取引ができてしまうというように、小額で大きな売買が出来たり資金運用が活発が出来る反面、リスクも大きくなる投資です。

 

よくニュースで為替相場がどうなったという話が出てきます。米ドルやユーロが上がった下がった、というニュースです。

 

私は輸入品を扱っている都合、為替相場によって仕入れ値が大きく異なるので、日々、米ドルがいくらかといったことを気にしています。その流れからFXもやるようになりました。

 

 

米ドルが上がれば、輸入コストが高くなります。そのヘッジとしてFXを利用している一面もあります。FXの会社は多数ありそれぞれ特徴がありますが、外為どっとコムとDMM FXをメインに利用しています。

 

外為どっとコムはレポートなどの情報が豊富で、有名講師による動画セミナーも楽しいです。DMM FXは操作画面などのデザインセンスがよくて使いやすいです。

 

レバレッジを大きくしない、または、無理な売買をしなければ、世の中で言われているほど危険な投資ではないと思いますが、外貨に慣れていないと怪しく思ってしまうかもしれません。投資ですから常にうまくいくとは限らず、損をすることも当然あります。

 

FXは24時間取引が出来ることに加えて、日本の夜の時間帯に米国で重要指標が発表されることが多いので(相場が動く)、お店の営業時間後に取引が出来るというメリットがあります。寝不足になるデメリットもあります^^;)

 

FXは為替取引のみですが、世界中の株、株価指数、商品などを取引できるDMM・CFDのようなサービスもあります。

 

 

 

長期保有の日本株

 

私は何万円、何十万円も出して株を買う勇気が無かったので、少ない資金で始められる投資信託から始めました。

 

投資信託は、一つの銘柄に様々な会社の株や債権などが含まれているので、詳しく調べているうちに個別株に興味が出たことから株の購入を始めました。

 

もちろん、投資信託より個別株の方が儲かるというところもあります(逆にリスクも大きくなります)。

 

個人的にはネットビジネス関連の株を中心に買っています。

 

ネットで仕事をしていると、あの会社が面白いことを始めるとか、業績が良い悪いというのが分かりやすいからです。

 

実際、自分で色々なサービスを使っていると、この会社のシステムは使いやすい、サービスがいいと思うところは業績が伸びてくることが多いです。

 

ネット業界がいつも好調とは限らないので、マーケットの流れの悪さを感じたら、さっさと売って全く違う業態の株を買うこともあります。

 

リーマンショックなど厳しい時期がありましたが、それ以降に仕込んだ株は安部政権になってから2倍、3倍以上になる株がどんどん出てきて、しばらく仕事しなくてもいいかなと思ったときもありました(笑)

 

しかし、儲かるときがあれば損するときもあります。基本は長期保有で、頻繁に売買はしません。そこそこ利益確定はしますが、あくまでも、本業が傾いたときに備える投資です。

 

 

 

本業はネットビジネス

 

いざというときのために、小さな投資を始めましたが、正直、ネットビジネスより楽しいと感じることが多々あります。

 

今はお金ないけど次はこの株を買いたいなという感じで、マーケットや資料などを見ていると時間を忘れます。

 

ネットビジネスに限らず、稼いでその儲けで投資する方法は、いざというときの蓄えの他に、うまくいくと利益が循環し始めてくれます。

 

経済状況によって、株価や為替相場は上下しますので、いつでも安定して利益がでることはありませんが、複数の収入源や蓄えがあると心に多少の余裕が生まれます。

 

時にはネットビジネスより楽して稼げる!なんて思ってしまうこともありますが、本業はネットビジネスであって、投資家ではありません。

 

ちょっと儲かると調子に乗って大損するというのはよく聞く話です。

 

商売も投資もうまくいかなくなったら八方塞がりです。本業が一番大切というのは忘れない方がいいと自分には言い聞かせています。

 

 

 

不確定の未来に備える

 

ネットショップが順風満帆ですべてがうまくいっていると思っても、実は不確定な要素がたくさんあります。

 

競合ショップは常に出てきますし、新しいサービスが次々と出てきてお客さんの流れはそれにあわせて変わっていきます。

 

ネット検索はネットビジネスの命綱のようなものですが、Googleといった大手の方針で私たちが予測しない方向に変わってしまうことがあります。

 

自分がコントロールできている思っても、実は運がよかっただけとか、大きなマーケットに流されていただけと気がつくときがあります。

 

これしかないと思って頑張ってきたのに、全くうまくいかなくなったときのパニックは半端無いと思います。そんなときに備えて置きたいものだと思います。

 

 


公開:2014年8月27日 / 更新:2016年12月15日 / カテゴリ:ネットショップ&その先