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ネットショップで一人二役を演じてみる


ネットショップは、二人以上で運営するのがいいです。たとえ、一人で運営していても・・・

 

 

個人レベルでネットショップを始める時は、一人で始められることが多いと思います。

 

でも、運営していると様々なトラブルが発生します。そうなったときに、一人より二人が良い時が結構あります。

 

 

 

たとえば、お客さんからのクレームでもめたとします。お客さんとの攻め合いになると収拾がなかなかつきません。

 

最初は小さい問題であっても、段々個人的な攻撃になって、個人が個人を責める、「あなたが嫌い」という感情が増して、本題から外れてきてしまうことがあります。

 

ここで、もう一人スタッフがいると、時々交代で対応することで、精神的なプレッシャーからある程度解放されますし、お客さんも担当者が変わることでクールダウンして、本題から外れた個人攻撃がしにくくなります。

 

 

 

大きな会社では、担当者をころころ替えて怒りの矛先を1人の担当者に向けさせないようにすることがよくあります。

 

できれば最初から最後まで同じ担当者が責任を持つのがよいと思われがちですが、そうすると社員が精神的に潰れてしまうケースがあります。

 

会社を辞めてしまうとか、心療内科に通うとか悪いケースを考えるとスタッフを守るという意味からも仕方ないかなと思うところがあります。

 

 

 

小さなネットショップでは、一人で運営していることが多く、すべての問題を自分一人で抱えてしまって、ショップを運営するのが辛くなることがあります。

 

精神的に追い詰められないように、一人で運営していても、一人二役で演じてみるのもいいかもしれません。

 

店主はあなたですが、もう一人スタッフがいることにして、それを自分で演じるのです。

 

問題が発生した際には、まず一人が担当して、解決しなかったり余りにストレスがかかるようであれば、もう一人の仮想スタッフに交代します。

 

違う人間を演じるのですから、自分本来の性格が出ないように、できれば理想のスタッフを演じてみるのがいいかもしれません。

 

 

 

 

店頭では変装してお客さんの前に立つわけにはいきませんが、ネットショップではメール対応が基本ですから、演じることが可能になります。

 

問題が起きた時だけ、仮想スタッフが登場すると上手く演じられないので、個人的には日を決めて別のスタッフを演じるということがありました。

 

辛いことがあった時、仕事のやる気がしない時などは、無理に自分に鞭を打つより、他人を演じると気が楽になるという精神療法もありますので、うまく使い分けてみてはどうでしょうか。

 

実際にやってみて、精神的にすごく楽になったという方もいます。

 

 

 

 

ただし、これを悪用してはいけません。

 

あるショップで、私のサイトを一部コピーしているお店があったのですが、クレームを入れたところ、スタッフが勝手にやったことで私は知らなかったと言い訳を並べていた店主がいました。

 

スタッフはいないはずなのに、その架空のスタッフに全責任を負わせて、自分は知らないといった無責任な道理はありません。謝罪すべきところはきっちりする、これは大切です。

 

スタッフが何人いようとその頂点にいるのはオーナーのあなたで、最終的な責任があります。

 

 

 

ネットオークションなどで偽名や架空の人間を装って詐欺行為を働くのとは違いますが、スタッフを演じるといった偽装的なことに抵抗がある方にはお勧めしません。

 

また、法的な問題に関わるような際には、仮想スタッフを登場させてはいけないでしょう。

 

個人のネットショップでは、精神的に追いつめられて辞めてしまう人が結構いると思います。私の知り合いのショップさんでも、いい人ほどこういった傾向があります。正直、少々悪どいことをやっている人の方が平気な顔をして商売しています。

 

あくまでも、お店の運営の範囲内で倫理観を保ってできる方で、ネットショップ運営において精神的に追い込まれてしまうことがないように役立てられることがあれば検討してみてください。

 

 


公開:2010年4月27日 / 更新:2016年3月18日 / カテゴリ:ショップオーナーの本音