宅配会社と契約すると送料(運賃)は、通常、後払いになります。まとめて請求が来るので、いちいち出荷数などをチェックしている時間が無いのですが、できるだけ確認しましょう。
大手の宅配会社と契約すると送料が安くなって、送料の支払いも月一回にまとめて請求されるようになります。
たくさん出荷するようになると、宅配会社に請求されるままに支払ってしまうのですが、必ずしも出荷個数やサイズが合わないことがありますので注意してください。
一つずつ荷物を出して、そのたびに送料を支払っていればこういったことはないのですが、後払いになると宅配会社の担当者に任せて集計をしてもらっているだけですとミスが生じることがあります。
配送伝票はバーコードで管理されているので安心してしまいますが、サイズを測ったりするのは人間のすることなので、間違いが生じやすいです。
私のお店ではS急便で荷物を出していますが、60サイズ(2kg以下の荷物)でしか荷物を出していないのに、10kg以上の荷物を出していることになっていることがあります。
全然サイズが違うのに、どうやって間違えるの?と思ってしまいますが、平気でこういったミスがあります。
サイズ違いに関しては、割引料金が適用されていると50~100円程度の差でしかないので、基本的にすぐに修正してもらえます。
しかし、修正をしてもらうには、お店側がどんな商品を送ったのか、どんな梱包だったのかなど、いちいち説明をしなければならず、正直、面倒です。
出荷個数に関しては、間違いはありえないことになっていて、修正してもらうことは難しいようです。
以前、Y局で出荷個数が合わないということで申し立てをしたことがありました。
出荷個数を間違えることは絶対無い!と当初は誰にも相手にしてもらえませんでした。
局側の対応が悪かったことも私の闘争心に火をつけたのですが(笑)、諦めずに申し立てたところ、結局、Y局での配送伝票の二重登録(記録に番号が同じ配送伝票が二つあった!)が見つかりました。
一つの荷物で運賃500円前後だったと思いますが、解決のために費やした時間を考えると割りあわない申し立てでした。
S急便でも出荷個数が合わないことがありましたが、配送伝票はバーコード(お店ごとの管理番号が付いている)で管理されているので、間違いはないということでした。
それでも数が合わないのでこちらで照合して調べたところ、間違いがあったとのことで請求から減額してもらいましたが、どうしてそうなったかについては、担当者の記憶が曖昧で分かりませんとのことでした。
いずれのケースでも、誤りを見つけて、それが間違っているとまず証明しなければならないのはお店側であることが多く、かなり時間をとられます。
サイズ違いに関しては、割引料金が適用されていると大した料金差でしかないので、こんなことで時間をとられたくないというショップオーナーさんが多いかもしれません。私も面倒なので修正を求めないこともありました。
しかし、間違いを放置しているとそれが当たり前になってしまって、どんどんエスカレートして、間違いがどんどん増えていく状況になりました。
正確さを求めるがゆえに損をすることがあり、正確さを優先するのか、それとも、損得を優先するのか、迷うところです。ただ、担当者によっては、こちらが指摘しないと平気でミスを続ける事態にもなりかねません。
一度注意するとしばらくは誤りが全くなくなりますが、またしばらくすると間違いが出てきたりします。
これは担当者やドライバーさんにもよるのかもしれませんが、どこかで喝を入れておかないといけないのかもしれません。
送料が安くなるので宅配会社と契約をしているのに、間違った請求をされ続けると損失が増えてしまうかもしれませんので注意してください。