お客さんにお店を忘れないでもらうための方法

小さな贈り物 ネット広告と集客

たくさんあるネットショップは、すぐに忘れられてしまう存在です。どうやったら忘れられないでリピートしてもらえるか、考えていかないとお店の存続は難しい厳しい時代です。

ネットショップで購入した際に、お店の名前やホームページのアドレスを忘れないで覚えているお店はどれほどありますか?

大手なら覚えているかもしれませんが、小さなネットショップでは覚えている可能性はかなり低くくないでしょうか。

このホームページもブックマークしておかなければ、もし、またここにきたいと思ったとしても、たどり着けないでしょう^^;

こんな状態ですから、お店としては、どうやったらお客さんに忘れないでいて、リピートしてもらうかということに気を配っていかないといけません。

 

集客には大きく分けて二種類あると思います。

一つは、新しいお客さんに来店して方らうこと、もう一つは存続のお客さんに再度来店いただくことです。

今回は、一度購入いただいたお客さんに、お店を忘れないで、また来店していただくための方法を少しご紹介したいと思います。

 

お客さんにリピーターになってもらう方法はたくさんあります。

まず何よりも大切なのは、丁寧な応対で、お客さんに気持ちよく購入いただくということ。

他のお店と違ってこのお店は次にも来たいと思ってもらうには、様々な努力が必要です。

商売として肝心な部分がしっかりしていないと、いくら他の事にお金を掛けてもリピートしてもらうのは難しいです。

 

リピートしてもらうにはお店のことをもっと知ってもらう必要がありますので、メルマガがおすすめです。

一度購入してくれたお客さんは、同じような商品に興味が高い可能性があります。

また次にも何か買いたいものがあるかもしれません。そんな方に、新しい商品やセール情報をメールでお伝えします。

ただし、メルマガはお客さんがメルマガ登録してくれないと勝手には送れません。

昨今は、メルマガのマナーを守らない個人やお店が多いので、たとえ購入したお店であってもメルマガを受信してくれるとは限らない厳しいご時世です。

 

購入してくださったお客さんに、お店のことを忘れないでまた来店いただけるようにする方法に、プロモーショングッツやノベルティグッツなどがあります。

お店の名前の入った粗品や景品であるボールペンやカレンダーをもらったことがある方はきっと多いと思います。

年始には、カレンダーやタオルをもらう機会が結構あります。

こういったものは日々使うものなので、お店の名前が入っているとかなり目に付きます。

 

道を歩けば様々な広告看板などが目に付くと思います。新聞や雑誌でも同様です。場所にも寄りますが、こういった広告にはとても高額な費用がかかります。

ところが、無料で配るカレンダーを家の中でも特に目のつく場所においてくれたとしたら、お店の宣伝効果になる可能性があります。。少なくとも時々はお店のことを思い出してもらえるかもしれません。

私の実家では、ガスや電化製品といえば電話帳を開くより、粗品でもらったカレンダーに印刷されているお店の電話番号を見つけて連絡しています。

ボールペンも同様ですが、日々使うものですから、しっかりしたものであれば簡単には捨てないで使ってもらえると思います。

ふとした時にボールペンを見るとお店の名前やホームページアドレスが印刷されていると、「この前このお店で○○を買ったなあ、また新しい商品が入っているかな」と思ってホームページを見に来てくれるかもしません。

 

小さいお店ですとプロモーショングッツにお金を掛けることには躊躇してしまうかもしれません。

しかし、効率よく集客するネット広告でもお伝えしたとおり、集客にはそれなりにお金がかかります。

Yahoo!リスティング広告などは、一般的に新しいお客さんを呼ぶ方法ですが、ある程度の集客をしようと思えば、そこそこお金がかかります。

しかも、リスティングやネット広告は興味本位でクリックしてくることもありますので、必ずも購入につながるとは限りません。

そこで、もっとリピーターさんにターゲットを絞って来店していただく方法として、プロモーショングッツが有効なことがあります。

私のお店でも時々利用しますが、ペンやクリアファイルの名入れサービスがあります。

お店の名前とホームページアドレスなどを印刷してもらって、ボールペンや卓上カレンダーなどを作ってもらいます。

まとめて買うほどお得になるのですが、お試しで100~200個程度で買ってみても、商品にもよりますが1~2万円で購入できると思います。これくらいの広告費であれば、ネットでリスティング広告を使えば簡単に消費してしまう額です。

こういったノベルティグッツは実用的なものですし、気に入ったお店のロゴ入りということで、喜んでいただけることも多いと思います。

 

気をつけたいのは、あまりお金を掛けすぎないことです。

販売している商品や購入金額に対して、高額すぎる景品やプロモーショングッツというのは、経費を掛けすぎです。

お客さんからしても、お得な気分より、こんなことに余計なお金を掛けるくらいなら、送料を無料にしてほしいとか、商品の値段を安くして欲しいと思われてしまうでしょう。

ネットショップでは、配送費用に影響が少ない軽くて小さいもの、壊れにくいものといった点にも気をつけたいです。

使わないものや不必要なものですと、そのままゴミ箱行きになってしまうので、独りよがりにならないところも大切でしょう。

 

時々、飴など小さなお菓子が注文商品と一緒に入っていることがあります。お店で気軽に配る飴と注文商品と一緒に送る飴では、受取る側の印象は違うと思います。

食品店であれば別ですが、お菓子など食べ物の同封は控えたほうがよいでしょう。温度指定がない荷物では、夏場にはアメやチョコなどが溶けてしまうことがあります。

肝心なことですが、小分けして配布する際には、賞味期限が分からないものが多いです。そういったものをお客さんが気軽に口にしてくれるかという事も考えなければならないでしょう。

 

今回はプロモーションやノベルティグッツなど粗品や販促品に関して書きましたが、それは単に一つのアイディアでしかありません。

その他にも、購入者限定のセールをしたり、メルマガを送信したり、プレゼントを企画したりと色々試行錯誤でやっているわけです。

新しいお客さんに来店いただくことも必要ですが、リピーターさんはお店を支えてくれる大切な存在です。

新しいお客さんに来ていただくより、リピーターさんを大切にする方がお店の運営は安定しますし、コストも比較的低く抑えられます(だからといって新規客獲得に力を入れなくてもよいというわけではありません)。

安売り店や顧客離れの激しいお店は、広告をバンバン出して集客していますが、新規のお客さん獲得はすごくお金がかかります。

リピーターさんを引き止めておくには手間もかかりますし、アイディアも必要ですので、その辺が面倒だと思っているお店はわりきって、新規客獲得に力を入れているところもあるようです。

でも、小さなネットショップは一度買ってくださったお客さんを大切にして、常にリピートしてもうえるように知恵を絞っていくことが大切かなと思います。

 

参考サイト:

販促花子:卓上カレンダー、筆記具、バック等のノベルティグッツに名入れするサービス。

ギフトイット・ノベルティ:ペンやマグネットをはじめ、ユニークなノベルティグッツがある。

タイトルとURLをコピーしました