効率よく集客するネット広告

ネット広告 ネット広告と集客

お店を作った!ホームページを公開した!と思っても、誰かが見に来てくれなければ全く収入につながらず、いわゆる、趣味のサイトになってしまいます。

多くの方がネットで稼ごうとしてホームページを作ったりブログをはじめたりするのですが、全然集客できずに諦めてしまうことが多いと思います。

そこで重要になってくるのが、短期間で多くのお客さんに自分のお店に来てもらうかということです。

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集客には様々な方法があります

集客ツールとして有名なところでは、ブログ、ツイッター、フェイスブックといったSNSへの投稿、ホームページを検索エンジンで上位表示させるSEO対策、そして、ネット広告などがあります。

ブログは比較的検索されやすく、集客に役立ちます。ツイッターやフェイスブックは、常連さんや趣味の合うお客さんの囲い込みや告知などに役立つでしょう。

ただ、SNS系は必ずしも売上に直結するものではなく、お店の雰囲気作りやお客さんとのコミュニケーション・ツールとして使われていることも多いです。そのため、新規のお客さんで「今直ぐ買いたい!」というお客さんにリーチしないケースがあります。

ネットショップをやるなら、楽天市場やYahoo!ショッピングなどに出店する方法もあります。しかし、激戦のショッピングモール内で、新規参入や特徴が無いお店では、たくさんのお店の中で埋もれてしまう可能性が高いです。

複雑なネット環境の中、簡単に集客する方法として有料広告があります。

 

SEO対策より上位掲載される広告

SEO対策は、お客さんがYahoo!やGoogleで「キーワード」検索したときに、検索結果上位で自分のホームページを表示させる方法の一つです。

お客さんが何かを買いたいと思ったときに、高い確率でYahoo!やGoogleで検索されると思います。

たとえば、「腕時計」をネットで買いたいと思ったら、Yahooなどで「腕時計」や特定の商品名やメーカー(G-SHOCKやタグホイヤーなど)で検索するでしょう。

そして、ほとんどのお客さんは、Yahoo!の検索結果で表示された最初のページにリストアップされるショップをまず見に行くのではないでしょうか。

検索結果を何ページも見て、10ページ目や20ページ目にあるようなショップのホームページを見に行くことは非常に稀だと思います。

一生懸命ホームページを作ったのに、Yahoo!の検索結果では100ページ目以降に掲載されることも珍しく無いです。100ページまで見てくれるお客さんはまずいないので、この状態ではまともな集客はまず無理です。

SEO対策は、徐々にホームページの内容を充実させるといった地道な作業によって評価される傾向があります。そのため、開店したばかりのお店にとっては、時間に余裕が無い限り、自然な検索でお店に来てもらう集客は厳しいでしょう。

ところが、有料のネット広告を使えば、Yahoo!やGoogleの検索結果で、SEO対策で頑張っているお店よりも上に自分のサイトを掲載することが可能です。

 

すぐにでもお客さんに来て欲しい!

ネットショップをやっとオープンさせて、「明日にでもお客さんに来てもらいたい!」と思ったときはどうすればよいでしょうか。

その一つの方法として、ネット広告あります。ネット広告のひとつであるリスティング広告は、検索ユーザーをダイレクトにお店に呼び込める特徴があります。

下記の画像は、「FX」をYahoo!で検索したときに表示されたものですが、赤枠で囲った部分がリスティング広告です。

リスティング広告の下に表示されるのが、一般のホームページです。

ネット広告

 

このように、ネット広告という手段で自分のサイトを検索結果で上位表示させることができるのです。

こういったネット広告を可能にしてくれるのが、Yahoo!プロモーション広告(スポンサードサーチ)、または、グーグル広告(AdWords)です。

Yahoo!とGoogleは、いずれも検索エンジンとして有名どころです。多くのお客さんがこの2つのサイトを使って、買いたい商品や知りたいことを検索しているでしょう。

SEO対策をして検索結果で上位を狙うには、何ヶ月もかかってしまうことがあります。専門業者に依頼することも可能ですが、多額の費用がかかります。しかも、検索結果で上位表示を毎年または毎月キープすることは簡単ではありません。

リスティング広告であれば、少ない予算でも検索結果のページでとても見やすい位置に自分のお店のアピールができるようになります。

 

リスティング広告費は高い?

ショップオーナーさんに、「Yahoo!に広告を出してみてはどうですか?」と提案すると、ヤフーのように有名なところに広告を出すお金はありません!と言われることがあります。

確かにYahoo!のトップページにバナー広告を出しているのは、トヨタやドコモというように大手ばかりで、すごい広告費が必要なんだろうなと思います。

しかし、検索結果のページで表示される「リスティング広告」に関しては、広告が掲載されるだけではお金はかかりません。お客さんがその広告をクリックしたときだけ料金が発生します。

1クリック=いくらという広告形態で、1クリックのコストも、たとえば15円というように自分で設定できます。

リスティング広告はオークション形式のようになっており、高い金額を設定したショップの広告が上位に表示されます。

同じキーワードで広告を出していたとして、「A店は1クリック=10円を設定している、B店では15円を設定している」といったケースでは、B店の広告の方が上に掲載されます。

広告が上位に掲載されることで、お客さんからクリックされやすくなります。

競合店の間で、この1クリックあたりの金額設定を上げることで広告の露出度を争うことがあり、オークションのような価格競争が始まることがあります。

そのときは、キーワードの設定を再検討したりして、無理な競争は避けた方が無難と思います。

1日に使える限度金額を設定できるので、無制限で広告が掲載されるわけではありません。自分の予算内でやれば、予想外の出費になることはないでしょう。

 

Yahoo!広告 or グーグル広告?

リスティング広告では、Yahoo!広告、または、グーグル広告というように二極化しています。

時期や扱う商品、他社との競争などによってどちらが成果が高いか変わってくると思うので、どちらが自分のお店にあっているのか調べる必要があります。

余裕があれば、両方で広告を出してもよいですがコストが増すため、ネットショップの多くは、どちらかをメインにして他方はオプション的に運用していると思います。

私のお店では、長い間、グーグル広告(旧AdWords)で広告を出していました。しかし、競合店が同じような広告をたくさん出し始めたため、Yahoo!のスポンサードサーチに移りました。

Yahoo!の方でも競争はありますが、自分のお店には合っているようです(また状況が変わってくる可能性はあります)。

グーグル広告は、色々なところで無料広告券(オンラインクーポン)を配っていることがあって、新しいショップの引き込みをしています。無料クーポンのおかげでお試ししやすい反面、競争が激しくなって広告料が上がることがあり、以前から利用しているお店には嬉しくない結果にも繋がっているかもしれません。

 

広告費は必要経費

近くでパン屋さんや美容院がオープンしたというようなときには、新聞に折込広告が入っていたり、ポストにDMが投函されていることがあるでしょう。

新しくお店を開店する時をはじめ、セールを行うような集客で広告は必要です。ネットでも同様で、何もしなくてもお客さんが集まってくれることはないと思っていた方がよいです。

そこで、多くのお店ではネットショップの他に、メルマガ、ブログ、Twitter、Facebook、インスタグラムなどを利用して、様々な集客手段をとっています。SNSを使う際には経費がかからない分、手間やアイディアが必要で体力勝負ともいわれます。

ブログやFacebookを開設したものの、時間の余裕がなくて数か月更新していないというお店も珍しくないです。放置したブログなどは「この店やる気ないね、本当に営業しているの?」というように逆効果になってしまいます。

そんな中で、手間や時間を考えるとリスティング広告の方が費用対効果がよいと判断しているお店も結構あると思います。最初に設定しておけば、後は自動で広告が掲載されますので、時々確認する程度でも運用が可能です。

ネットショップはお金をかけずに開店できるといったようなことがメディアでよく紹介されています。それに引かれて独立しよう!自分のお店を持とう!という方もきっと多いでしょう。

実店舗で運営することに比べれば、ホームページを出したりネットショップを開店させるには大した費用はかからないかもしれません。でも、そこからちゃんと集客して運営していくには、それなりにコストがかかります。

一例として、「子供服のネットショップ」をやりたいと思っていたら、Yahoo!JAPANで子供服を検索してみてください。

有料広告のサイトには広告の文字が付いていますので、競合店がどのような広告を出しているか、どれほどの数の広告が出ているかなど、お店を運営する上でとても参考になると思います。

こつこつブログを投稿したり、ホームページのSEO対策を施すことも大事ですが、いつお客さんが自分のお店にきてもらえるようになるのか分かりません。

一生懸命ページ作りをしているのに、全然お客さんに来てもらえない状態が2~3ヶ月も続くといい加減イヤになってきます。そんなことにならないように、広告は必要な出費と考えて割り切っていく方が早く軌道に乗せることができると思います。

 

広告の管理も大切な作業

単に広告を出せば売れるかといえば、そう簡単なものではありません。広告を出したものの、「結局売れなかった」というケースもあります。

広告費だけがどんどん出費として出ていってしまって、それが売上げにつながらないのであれば、何が問題なのか突き詰めていかなければなりません。

広告のキャッピコピーが余りよくないことがあるかもしれませんし、中にはリンクの設定が間違っていて広告をクリックしても指定のページに辿りつけないこともあります。

設定では、広告を表示する地域が選べますので、首都圏に絞って広告を出したりすることが可能です。曜日によっては全然売れない日があるもので、そういった日は無駄に広告を出さないといった設定もできます。

FXやクレジットカードといったホットなキーワードは高額になりますが、一般的な雑貨や食品などを扱うネットショップとして広告を出すのであれば、1クリック10~20円前後と考えておいて、それ以上を出費する場合は広告費用に見合うのか十分に検討する必要があると思います。

キーワードの選定が誤っていたのか、広告文がよくなかったのかなど、広告の扱い方もネットショップを運営する上で研究していかなければならない大事な分野です。

そして、広告を出す前には、当然ながら、しっかりしたホームページを作っておかなければなりません。お客さんがホームページを見に来たのにホームページが整っていなければ、せっかくの集客が無駄になってしまいます。

いかにお金をかけないで運営できるかにこだわってもいいかもしれませんが、ネットショップで生計を立てていくのであれば、広告は必要な手段だと考えた方が、売上げが早く上がっていく可能性が高いと思います。

 

ネット広告が出せるサービス

Yahoo!プロモーション広告:ネット広告では外せない大手。日本人の多くが利用しているYahoo!JAPANと提携先のホームページ等に広告が出せるので即効性アリ。有料広告ならまずはここからスタートがオススメ。 3000円から始められる。

グーグル広告:Google経由で広告が掲載されるサービス。検索結果や提携先のホームページやブログ等に広告が表示される。検索や企業サイト以外に、グーグルのAdsenseに参加している個人サイトやブログでも広告掲載されるので、コアなファンなど顧客へのリーチが深い。

レモーラリスティング:NTTコミュニケーションズ系が運営するインターネット広告です。3150円から参加できます。goo、OCN、BIGLOBE、@nifty、So-netなどのホームページに広告の掲載が出来ます。Yahoo!やGoogleのリスティング広告で競合が多い場合は狙い目かもしれません。 2022年3月31日にて終了

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