お客さんにお店に来てもらう方法は色々ありますが、その一つにクーポン発行があります。
マクドナルドやユニクロなどでも、ホームページでクーポンを掲載していたり、メルマガ会員やLINE登録者限定でクーポンを進呈したりしています。
ちょっとした割引でも少しお得感を感じてもらえると、それをきっかけに来店してもらえる可能性があります。
スーパーやドラッグストアなどで広告を切り取ったクーポンを使ったり、最近は、スマホの画面でクーポンを見せることで割引するシステムも盛んになっています。
ネットショップの場合は、注文の際にお客さんにクーポンコードを入力してもらうことで、画面上で自動的に割引をして計算してくれます。お店側でいちいちクーポンコードを確認する必要がないのでとても便利です。
今回はショッピングシステムのBASEに備わっているクーポン作成機能でご案内したいと思います。
こちらはBASEのクーポン発行機能の画面です↓
こちらの画面では、下記の項目が設定できます。
・クーポン名
・クーポンコード
・クーポン内容(割引方法)
・有効期限
・発行数
クーポン名は、シーズンのセールや面白ネタでネーミングを付けてもいいと思います。画面上ではベタですが、バレンタインセール・クーポンとしてみました。
Facebookいいね!100人達成、メルマガ会員1000名登録記念クーポンなど、色々アイディア次第で設定ができます。
クーポンコードは英数字が自動表示されますが、自分で入力することもできます。
クーポン内容(割引方法)は、%で割引するか、一律金額で割引するか選ぶことができます。
合計の10%オフといった割引率がいいのか、500円割引しますといった一律割引が良いのかは、その時々やお店によって異なりますので、色々と試してみるといいと思います。
販売している商品の利益率や送料無料の有無などによって一概には言えませんが、どのくらいの割引にしたらいいか分からない場合は、お買い物金額の5~10%辺りをまず目安に始めてみてはいかがでしょうか。
クーポンの有効期限はオプションで設定できます。有効期限は設定しておいた方がよいでしょう。
ここぞというときに使ってもらいたいですし、セールなどの時期にしか発行しない特別なクーポンであることもアピールしたいです。
有効期限が長いとそのうち使おうと思っているうちに忘れられてしまうかもしれません。その辺りの日程調整も考えておきたいです。
クーポンの発行枚数は、状況によって設定するか否かを決めたいところです。
ちょっとしたイベントをFacebookなどで告知して、先着50名様というように早い者勝ちのようなゲーム感覚を交えたい時には発行枚数を制限した方が面白いと思います。
でも、バレンタインやクリスマスなど時期セールの場合は、クーポン発行数を限ってしまうとせっかくの販売の機会を逃してしまう可能性があります。
クーポンを使ってもらうには、それを告知しなければなりません。そのためには、日ごろから、ブログ、Facebook、ツイッター、メルマガなどで情報発信するなどして読者を獲得しておいてください。
無理に大きな割引をする必要はないと思いますし、余り頻繁にやると効果が薄れる可能性がありますので、使い方は慎重に考えてください。
クーポンはお客さんに来店してもらうきっかけ作りとしてはとても有効ですが、これに頼りすぎてしまうと、単なる割引情報ばかりになってお客さんが飽きてきてしまいます。
イベントにプラスしてクーポンを発行するといったように、お客さんに楽しんでもらえる面白い企画&セールを色々考えてみて、タイミングよく運用してみてください。