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新しいサービスにはプリペイドカードを使う


ネットショップを運営する際には、様々な会社と契約をします。輸出入に関わるときは、海外の会社と取引する機会も増えます。その際、クレジットカードで支払うことが多いです。

 

しかし、聞いたこともない会社や新しいサービスを試すようなときには、クレジットカード情報の登録には躊躇してしまうことがあります。

 

 

プリペイドカード

 

 

 

近年は、クレジットカード情報が漏洩しているニュースが増えています。

 

ネットショップオーナーさんにも関係しているところでは、2016年に、仕入れサイトとして有名なNETSEAで個人情報が流出する事件が起きました。

 

自分のクレジットカードが犯罪者に悪用されてしまったら、原則、支払う必要はありませんが、カード会社から色々と連絡がきて確認をしなければならなかったり、その後の悪用を防ぐためカード番号を変更することになるでしょう。

 

そのカードで様々な契約先や公共料金の支払い等をしていれば、その一つ一つにカード情報の変更届を出さなければなりません。とても面倒な作業です。

 

 

クレジットカード情報を特定のサイトに預けてしまった際には、こちらの意図に反してクレジットカードに請求されてしまうことがあります。

 

ネット上の新しいサービスでは、「無料」といいながらも、クレジットカードの番号を登録させることは珍しくありません。

 

1ヶ月無料とか、特定のサービスを使わないかぎり無料というように、一定の範囲で「無料」というのは嘘ではありませんが、翌月から自動課金されたり、意図せずに有料コンテンツなどを購入してしまうことがあります。

 

どのタイミングでクレジットカードに課金されるのか分からないことがあるので、気をつけなければなりません。

 

 

 

勝手に年会費を請求されたケース

 

海外の配送代行業者と契約した際、キャンペーンのページを介して入会すると年会費(約8000円)が無料になるというので、そこから登録をしたことがありました。

 

ところが、クレジットカードには年会費がしっかり請求されていました。年会費が無料というから申込んだのに話が違う!と連絡したものの、キャンペーンのページを介して登録された形跡が無いとのことで却下されました。

 

サイトを確認してみるとキャンペーンのページと登録サイトが連携されておらず、システム的に落ち度があったのか、確信犯的にやっていたのか判断できませんでした。

 

しぶとく交渉をしてやっとキャンペーン特典を適用してくれることになったのですが、支払った分は、そのサイトで使えるクレジット(ポイント)として「返金」されることになりました。

 

そちらのサービスはもう利用する気はないので、クレジットとして私のアカウントに加算されてもそれは返金とは言わない!と食い下がりましたが、一旦、クレジットカードに請求した年会費はキャンセルできないと頑な態度でした。

 

クレジットカード会社にも連絡して、支払いをキャンセルできないか聞いてみました。しかし、カードが悪用されたわけではなく、私の意志で申込んだものであること、そして、値引きやキャンペーンの適用はお店(会社)側の判断になるので、お店と話し合って欲しいと言われてしまいました。

 

こんないい加減な会社は使いたくないと思いましたが、一旦支払ったお金を質に取られているようなもので、損を取り返すにはその会社のサービスを使うしかありませんでした。

 

サービスを使ってみたところ、案の定、問題が多く、二度と使うことはない会社となりました。

 

 

 

クーポンに騙されて月会費を取られる

 

あるネットショップ関連のサービスに申込んでシステムを試していたことがありました。無料と有料の2つのコースがあり、まずは無料コースで試すことにしました。

 

登録して少し経った頃、有料コースが1ヶ月間無料でお試しできるというクーポンがメールで送られてきました。

 

せっかくだから試してみようとクーポンを使ってみました。

 

結局は試すだけで終わってしまい、その後はすっかり忘れていました。

 

しかし、翌月以降からクレジットカードに月額料金が請求されていました。

 

クレジットカードの明細を詳しくチェックしていなかった私も悪いのですが、結局、2ヶ月続けて引き落とされていました。この会社からは月会費の請求に関する案内は一切ありませんでした。

 

 

クレジットカード情報は、無料プランでも入会時に登録しなければならなかったので、あちらの会社側に情報が保管されていました。

 

小さい文字でどこかに案内が出ていたのかもしれませんが、「クーポンの期限が切れたら自動的に有料コースの請求が始まります」という案内をしっかり伝えてくれていたなら、課金が始まる前にキャンセルができたでしょう。

 

昨今は、1ヶ月無料のお試し期間があって、翌月から月額料金がかかるサービスががよくあります。そういったケースであれば、こちらも納得して申込をします。

 

でも、1ヶ月無料で試せる単発クーポンですから(初月無料の継続課金サービスとは異なる)、クーポンの期限が切れたらそれで終わりにして、元々契約していた無料コースに戻すべきだったと思います。

 

丁寧な会社では、無料お試し期間やクーポン利用期限が過ぎるころには、「無料期間が終わりますよ」とか「課金が始まりますけどいいですか?」といったメール案内が来ます。当然、この会社からはそんな案内はありませんでした。

 

自分の見落としも含めてですが、クーポンを使わせて、翌月からこっそり有料コースの月額料金を取るやり方にはかなり憤慨しました。

 

 

 

新しいサービスにはプリペイドカードを使う

 

上記の2つのケースを踏まえて、自衛策として思い浮かんだのが、もし、プリペードカードを使っていれば、勝手な請求は防げたのではないかということです。

 

たとえば、500円の残高しか無いプリペードカードであれば、数千円を請求されても引き落としできる残高がありません。

 

また、プリペードカードは、基本、残高を使いきってしまうとそれ以上使えないものです。新しいカードが簡単に取得できるので、使い捨てができるカードといってもいいかもしれません。

 

 

一旦、カード情報をどこかの会社に預けてしまうと勝手に請求されたり、情報漏えいなども心配の種になってしまいます。しかし、心配ばかりでは、ネット上の新しいサービスを何も試せなくなってしまうかもしれません。

 

そこで、リスクを軽減するためにプリペードカードを使うことを始めました。

 

 

 

プリペイド式クレジットカードとは?

 

プリペイド式クレジットカードは、予め入金した分でクレジットカードとして使用ができます。

 

1000円分のプリペイドカードであれば、ネットショップなどでその金額までの範囲で、クレジットカードでの購入として使えます。

 

クレジットカード情報の漏洩が珍しくない昨今では、新しいお店での購入をはじめ、海外通販などにもプリペイド式クレジットカードを使っている方も増えているのではないでしょうか。

 

プリペイド式クレジットカードでは、カード番号は使い捨てというタイプが多いので、その後のカード情報漏えいなどの心配が少ないと思います。

 

 

 

楽天バーチャルプリペイドカード

 

プリペイドカードには、クレジットカード会社系や銀行系というように様々なものがあります。

 

個人的には楽天バーチャルプリペイドカードをメインに使っていますので、一例としてご紹介します。

 

楽天カードをすでに持っていれば、プリペイドカードがネットから簡単に申込できます。

 

楽天カードの利用状況などが確認できる「楽天e-NAVI」の画面から申込めるようになっていて、すぐにカード番号が発行されます。オンラインでカード番号が発行されて、実際のカードは送られてきません。

 

楽天バーチャルプリペイドカードは、予め購入した金額分しか使えないプリペイド式クレジットカードです。年会費・発行手数料は無料です。

 

500円~30,000円を指定して、バーチャルプリペイドカードを購入します。後から追加課金するタイプではありませんので、使いきりのカードになります。

 

 

プリペードカード

 

 

 

新しいサービスを利用するときなど、登録は無料でも、別に課金するサービスがあるときには、クレジットカードの登録が必須になることがあります。その際、カードが使えるかチェックされるようで、数百円~が一旦チャージされることがあります。

 

カードの有効性をチェックするだけなのでチャージしても直に返金されますが、プリペイドカードの残高が0円のときは登録や入会の段階で弾かれてしまうことがあるので、500円~1000円くらいでプリペイドカードを購入しています。

 

残金が少なくなったときは、新しいプリペイドカードを購入すれば、前回余った金額を合算することができます(上限金額は5万円)。

 

複数カードの合算はできなかったり、カードの有効期限は1年で残高があってもそれ以降は使えなくなります。その他、細かいルールが色々ありますので詳しくは楽天バーチャルプリペイドカードのサイトで確認してください。

 

 

 

プリペイドカードの使い方を考慮する

 

プリペイドカードを使うのは、あくまでも新しいサービスを試すような時で、継続してサービス等を利用するときには通常のクレジットカードに変更しています。

 

プリペイドカードでは、残高がなければ利用しているサービスが停止してしまいますので、その辺りは分けて使っています。

 

 

プリペイドカードは、受付けてくれないサイトがありますので、その際にはリスクを考慮して普通のクレジットカードを使うしか無いことがあります。

 

登録時には普通のクレジットカードを使って、ちょっとこの会社は魅力がない、または、少々怪しいと感じたら、クレジットカード情報を変更して、プリペイドカードに切替えることもあります。

 

登録時にはプリペイドカードが使えなくても、後からクレジットカード情報を変更するときには、プリペイドカードでも認証されることがあります。

 

 

プリペイドカードには、利用可能残高を超える利用があったときは、後から請求されることが規約に記載されています。これは、システムの通信状況などにより、利用可能残高を超過して利用できることがあるためだそうです。

 

個人的に、プリペイドカードは新しいサービスなどの登録時に使うカードに限定しており、頻繁に使うカードではありません。今のところ、こちらの意志に反して請求されたことはありませんが、少し気になるところですので追記しておきます。

 

プリペイドカードは簡単に購入できるので、早めに使い切ってしまったり、頻繁に切替えて新しいカード番号を取得しておいた方がよいかもしれません。

 

こちらで紹介しているような使い方でプリペイドカードを利用されるのであれば、高額な入金は避けた方が無難であると思います。また、普通のクレジットカードのようなサポートが期待できないので、その辺りも考慮する必要があるでしょう。

 

 

 

おすすめのプリペードカード:

 

楽天バーチャルプリペイドカード楽天カードをすでに持っていれば、プリペイドカードがネットからすぐに申込できます。年会費・発行手数料は無料です。

 

三井住友VISAプリペイド:カード発行型とカードレス型があります。ネットだけで使うのであれば、カードレス型が便利でしょう。購入とチャージの際には別途手数料がかかります(三井住友カードのクレジットカードで支払うときは無料)。コンビニでも購入できます。チャージ機能があるため、同じ番号のカードに繰り返し追加入金して利用することができます(本人確認のため免許証等のコピーの提出が必要)。

 

JNB カードレスVisaデビット:ジャパンネット銀行のVisaデビットカードの追加サービスに、JNB カードレスVisaデビット(カードレス)があります。プリペイドカードではありませんが、カード番号を4つ発行できたり、番号を1日5回まで変更ができるというように、ネット利用で自己防衛がしやすいです。また、利用の停止・再開もできます。デビットカードなので、口座残高から引き落とされます。必要に応じて、利用限度額を低めに設定されることをおすすめします。ジャパンネット銀行ビジネス用口座でもVisaデビットカードが利用できます。

 

マネパカード :海外で使えるプリペードカード です(国内でも利用可)。MaterCard加盟店やATMで利用ができます。入会金、年会費、チャージ手数料、ショッピング決済手数料などがかからないため海外旅行でのショッピングや海外ショップからの買付けに非常にお得です。指定口座に入金した分だけが利用できるプリペイド方式です。偽造防止のICカードが発行されます。クレジットカードのような審査がありません。24時間365日対応のサポートデスク、カード会員専用サイトから利用履歴の確認、利用金額の上限設定、緊急時には利用停止ができるようにもなっています。

 

 

 


公開:2016年9月8日 / 更新:2017年3月19日 / カテゴリ:ショップ運営とお金の問題