Yahoo!ショッピングへの出店が無料に!でお伝えしましたが、今まで有料であったYahoo!ショッピングモールへの出店が無料になりました。
こちらのページで取り上げましたYahoo!ショッピングの「ライト出店」ストアは、2019年5月下旬に休店、6月末日に閉店となります。Yahoo!ショッピングの方針により、ライト出店については、2019年6月末日をもって一律、解約となります。
「ライト出店」で運営しているショップさんは、「プロフェッショナル出店」へ移行することが可能です。ただ、再度、申込むことになり、新しい契約及び新しいストアでの運営になります(商品データなど一部は引継ぎ可能です)。
詳細は、法人・個人事業主「ライト出店」の出店者様へ出店移行詳細のご案内のページをご参照ください。
Yahoo!ショッピングのライト出店
出店をどうしようと迷っている方の中には、ショッピングモールのシステムが使えるか不安と考えている方がいると思います。
今まで、ショッピングモールの出店といえば、システム的にとても面倒で、機能が使いこなせない、トップページすら作れないという方もいました。
しかし、Yahoo!ショッピングでは、ライト出店という簡単にお店が作れる出店プランがあります。
ライト出店がどれほど簡単かというと、3ステップくらいで出来上がります。
ステップ1: ストア設定として、下記のような必要事項を入力します。
・特定商取引法の表示
・発送について(いつ発送するのか、送料はいくらなのかなど)
・返品・交換について(返品交換の可否、期限、送料負担の有無など)
・ポイント&アフィリエイト報酬(ポイントやアフィリエイト報酬の率を設定)
ステップ2: ショップのデザインは、すでに決まっているので、いくつかのレイアウト&カラーを選びます。お店の看板(バナー)をアップすれば、ネットショップのデザイン部分は完了です。
ステップ3: 商品をいくつか登録すれば、もう、ネットショップが出来上がります。スマホだけでもお店が作れるくらいです。
こういった簡単なシステムは、無料でネットショップが作成できる「BASE」でもご紹介しましたが、昨今、非常に人気があり、色々な会社で同じようなシステムが提供されるようになっています。
Yahoo!ショッピング・ライト出店もBASEと非常に似たシステムになっています。パクリなのか(笑)、BASEからシステムの提供を受けているのか分かりませんが、それくらい似ているといってもいいでしょう。
BASEで作ったネットショップを本店にして、Yahoo!ショッピングへ支店を作ってみるのもいいのではないでしょうか。
Yahoo!ショッピング・ライトの管理画面です。
今のところ、これしかありません。とてもシンプル^^;
BASEでのお店運営になれた方であれば、Yahoo!ショッピング・ライト出店はとても簡単だと思います。
簡単なショップ運営ができるBASEに比べても機能は非常に少なく、ここまで簡単&機能が無さ過ぎると逆に使いにくいというネットショップオーナーさんがいると思います。
扱う商品にもよりますが、サイドビジネスで10~20万円くらいの売上げを目指すならこのくらいの機能でよいかもしれません。
もっと上の売上げを目指しているショップさんにはとっては、ライト出店は販売管理から顧客サービスなどの機能が少なすぎると思います。
アクセス数を表示する機能すら無いので、何人のお客さんが自分のお店を見に来てくれているのかといった基本的なことも分かりません。
これから、徐々に機能が追加されていくと思いますので、現時点では、あれがない、これが必要だといった細かいコメントは控えようと思いますが、簡単なライト出店とはいえもう少し機能が欲しいかなと思います。
Yahoo!ショッピングのプロフェッショナル出店
Yahoo!ショッピングには、ライト出店の他に、プロフェッショナル出店があります。
カラーミーショップやMakeshopなどで、すでに本格的なネットショップを運用しているのであれば、プロフェッショナル出店を選んだ方がよいかもしれません。
ライト出店の不満の多くは、プロフェッショナル出店で解決されることが結構あると思います。
プロフェッショナル出店では、商品の見せ方や並べ方を選べるデザインテンプレートがあったり、メルマガの発行ができたり、日々の売上・ページビューを分析した統計レポートを見ることができるというようにネットショップ運用機能が揃っています。
Yahoo!ショッピングに出店したから必ずしも売れるとは限りません。現実問題として、楽天市場やAmazonの方が全体の売上では圧倒的に上です。また、無料に伴い出店店舗数が爆発的に増えて、出品しても他の商品等の競合で埋もれてしまう可能性があります。
でも、販売のチャンネルを増やして、お客さんに自分のお店を知ってもらう機会を増やしていくことは、ネットショップの成長には必要なことだと思います。
ひょっとしたら、今までのお客さんのとは違った層にたどり着けるかもしれません。こればかりはやってみないと分からないことが多いです。