セキュリティソフトを導入して情報漏洩を防ぐ

パソコンのセキュリティネットショップに必要なもの

ネットショップではお客さんの個人情報を預かることになるので、セキュリティソフトは必ずパソコンやスマホに入れて情報漏洩を防ぎましょう。

個人でパソコンなどを利用するのとは違って、商売で使う場合には細心の注意が必要になります。

スマホでもネットショップの運営がある程度できるようになってきていますが、そのスマホをいつも持ち歩いていることはありませんか?

紛失も含めて、お店の情報管理には十分注意する必要があります。

 

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パソコンやスマートフォンに侵入され個人情報が盗まれる

個人情報やクレジットカード情報が盗まれるといったニュースは絶えることありません。

大手企業といえど、ネットセキュリティの認識の甘さから、ユーザー情報や個人情報がパソコンやサーバーから盗まれるといったことがあります。

ネットショップを運営する上で、発送先情報などでお客さんの個人情報をお預かりするので、それらが流出してしまっては大変です。

自分のパソコンに侵入され、パスワード等が盗まれるとホームページの内容が改ざんされたり、ひどい場合はお客さんにウィルスをばら撒いてしまうこともあります。

パソコンがウィルス感染してしまうとパソコンが動かなくなったりして、復旧するまで営業が難しくなってしまうかもしれません。

ネットバンクを利用している場合は、IDとパスワードがパソコンから盗まれると預金さえ盗まれてしまう可能性があります。

パソコンだけではなく、スマートフォンを仕事に利用する人が増えていますが、スマートフォンからも情報が漏洩する可能性があります。パソコンは気をつけているけど、スマートフォンは全く無防備という方が結構いるのではないでしょうか。

 

セキュリティソフトをパソコンやスマートフォンにインストールする

パソコンやスマートフォンに侵入されたりウィルス感染しないように、信頼のおけるセキュリティソフトウェアをインストールしましょう。

Windows 10とWindows11には、Windows Defenderというウイルス対策プログラムが含まれています。一昔前はWindowsに付いてくるセキュリティソフトは精度が低く避けられていましたが、近年は機能が上がって、一般の使用であればWindows Defenderで十分と言われています。

市販のセキュリティソフトウェアには、ウイルス対策、スパイウェア対策、フィッシング対策、不正侵入対策などで独自の機能が色々組み込まれています。

Windows Defenderと市販のセキュリティソフトは同時に使用できないため、市販のセキュリティソフトがインストールされるとWindows Defenderは自動でオフになります。

市販のセキュリティソフトウェアでは、一つのパッケージで、パソコンとスマートフォンなどマルチディバイスに対応しているセキュリティソフトが増えています。

メジャーなソフトは、公式サイトではお試し版が出ていますので、試験的に使ってみることができます。

メジャーなところでは、下記のようなソフトウェアがあります。

ESETセキュリティソフト:常駐時の軽さで定評のあるセキュリティソフトです。遺伝子技術を応用した未知ウイルス検出に定評があります。個人的にはこれが一番使いやすいと感じます。

ノートン・セキュリティ:セキュリティソフトの定番といっていいほど世界で常駐されているソフトです。迷ったらノートンがおすすめ。アジア版や盗難品が出回っていますので購入先は吟味してください。

カスペルスキー:ウィルスの検出率やセキュリティ性能が高く、評価が高いソフトです。カスペルスキーのセキュリティ技術は、インターポールのサイバー犯罪撲滅活動などで幅広く活用されるほどセキュリティ技術が高く、世界主要各国でトップシェアを獲得しています。

マカフィー:国内でよく知られるセキュリティソフトの一つ。ノートンにならび、日本国内で出荷されるパソコンに元々インストールされていることが多いです。

ウィルスバスター:家電販売店でたくさん売られているセキュリティソフトで日本では知名度が高いです。

ZERO ウイルスセキュリティ:一度買ってしまえば更新料が0円という他社では考えられないお得感のあるセキュリティソフトです(更新料無し=インストールしたパソコンが使えなくなるまで有効)。ウイルス検出率が他社に比べて少し低いようで、仕事で使う際には検討が必要かもしれません。上位版のZEROスーパーセキュリティもあります。

※購入に際しては、公式サイトと並行してアマゾンのセキュリティソフトのページで値段をチェックしてみてください。公式サイトより安いことがあります。

 

セキュリティソフト購入の際に注意すること

セキュリティソフトには、「PC1台-3年間有効、PC3台-1年間有効」など、同じ商品名でも少し異なるパッケージになっていることがありますので、ご利用環境に応じて購入してください。

一般的には、CD-ROMやUSBがセットになっていてそれらからパソコンにインストールしますが、最近は公式サイトからのダウンロード版が増えています。

公式サイト以外で、ダウンロード版やシリアル番号のみ購入するのは少し注意してください。

私はセキュリティソフトの代表格でもある「ノートン」のプロダクトキー(シリアル番号)のみをR天出店ショップだから安心だろうと購入したことがあります(ソフト本体はノートンホームページからダウンロード)。

半年後くらいにノートンの管理画面で「ご利用のプロダクトキーは盗難されたものです」と通知が表示されるようになって使えなくなりました。それ以降、ダウンロード版やプロダクトキーだけを購入する方法は避けています。ただ、ダウンロード版の方が安いので、信頼できるサイトからであれば購入するのはありだと思います。

ちなみに、プロダクトキーが使用できなくなった件をノートンに連絡したところ、救済措置として1年間有効のプロダクトキーを発行してくれました。盗難品を売っていたと疑われる販売店は、ノートンが対応するとのことで詳細は教えてもらえませんでした。

 

更新を忘れないようにすること

多くのソフトウェアが1~3年ごとに更新料(または最新版の購入)が必要になります。更新しないと新しいウィルスの情報などが入手できないのでパソコンが危険にさらされることになります。

一度買えば更新は無料というZERO ウイルスセキュリティのようなソフトがあります。また、KINGSOFT Internet Securityのように最初から無料で使えるソフトがあります。

無料のソフトは、自社ホームページでは機能説明やレビュー評価は上々ですが、第三者機関による調査結果ではウィルス検出率が微妙であったり、誤認(正規のファイルを怪しいものと検知してしまう)が高かったりして、商売で使うには迷うことがあります。

無料で使えるセキュリティソフトの中には、急にサポートが終了していたり、ウィルス対策が更新されなくなっていて、気がついた時には新種のウィルスには対応しておらず、単なる気休めソフトになっていたこともあります。

無料の代わりに、頻繁に自社製品などの広告がポップアップで画面に表示されて、仕事の邪魔になるセキュリティソフトもあります。

何もしていないのに勝手に広告などがモニターの画面に表示されたときには、ウィルスに感染したかと思うことがあるかもしれません。これでは本末転倒のような気がします。

ご利用のパソコンとの相性や利用状況により、どれが一番適しているかは個人差があります。メジャーなセキュリティソフトでは30日間の無料お試し版などがありますので、まずはお試しで使ってみてから購入されることをおすすめします。

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