ショップオーナーさんにとっては、プレゼント包装は苦手という方がいらっしゃるかもしれません。
でも、便利なラッピング素材が販売されていますので、アイディア次第で簡単にプレゼント包装ができる方法もあります。
プレゼント包装といえば、デパートなどで包んでくれたものを思い浮かべるかもしれませんが、実際にやってみるとなかなか難しいです。
初心者には難しいデパートの包装方法↓
複雑なラッピングは、ショップオーナーさんの中には、無理無理!と敬遠してしまうところかもしれません。
そこで、オススメなのがキャラメル包みです。これなら、ラッピングの教室に通わなくてもできそうではないでしょうか。
どの商品にも対応できるというわけではありませんが、箱のサイズが合えばこういった包装でもOKだと思います。
初心者向けのキャラメル包みの動画↓
包装が簡単でも、おしゃれなシール状リボンなどを付けてあげれば、きれいになります。
私のお店では、誕生日、クリスマス、ベストウィッシュといったように、その時々で3種類くらいリボンシールを同封して、お客さんに好きなものを使っていただくようにしています。
シーズンによって、バレンタイン用や父の日(お父さんありがとう)といったメッセージつきのシールを同封しています。
店頭では、ふわっとした花のようなリボンを付けてくれることがありますが、通販ではちょっと使い難いです。というのも、お客さんに届くころにはリボンの形が崩れてしまうことがあるからです。
写真ではきれいな包装をアピールしていたのに、お客さんに届いた時点では、リボンが崩れていたりすれば残念に思われてしまうので、形が崩れやすい包装や立体的なリボンなどは気をつけたいところです。
包装紙でラッピングするのは無理という場合は、プレゼント専用のおしゃれな袋に入れる方法もあります。
プレゼント包装が苦手なショップさんでも、専用の袋に商品を入れるだけでプレゼント包装できるので、検討されてみてもいいかもしれません。
商品を袋に入れて紐を引くだけで簡単にプレゼント包装が完成してしまう包装セットが販売されていますので、それを何種類か用意しておけば対応できるでしょう。
包装紙で包んでリボンを付けるといった難しい作業が必要ありませんので、プレゼント対応はかなり楽になると思います。
袋に入れるだけの包装は、商品のサイズや形状によっては対応できないことがありますし、デパートのようにプレゼント包装してほしいという要望には対応できません。
しかし、まったくプレゼント包装しないという対応よりは、オプションがあるだけでも多少よい印象になるかと思います。
前出の立体的なリボンと同様、袋に入れる包装は、梱包に気をつけないと、変なところで折れ目が入ったり凹んでしまったりして、ふわっとしたイメージ通りの状態で届かない可能性があります。
そこで、お店によっては、こういったプレゼント包装用の袋を別売りにして、商品と一緒に同封する方法を取っています。
おしゃれな袋は単価が少し高いため、包装紙を使ったラッピングよりコストがかかりますので、有料にしているショップさんもあります。
こういった方法であれば、お店側では、プレゼント包装をする必要なく、梱包に関しても特別な対応をしなくてもよくなります。また、お客さんが商品を確認をした後に自分で包装ができるという利点もあります。
クリスマスやバレンタイン、父の日や母の日といったイベントは、お店にとっては売上げアップの大チャンスです。
でも、プレゼント包装ができないショップは、たくさんのオーダーを逃しているかもしれません。
ラッピングのプロのように仕上げる必要はなく、最初は簡単な包装とシール状リボンを付けるだけでもOKだと思います。
ギフトラッピングは、売上げアップの一つの方法ですので、時間と手間を考えながら、検討してみてください。